第12話
◇◆◇
外は雪がちらついていて、肌を刺すように寒かった。彼は自分の上着を掛けてやろうとして、ふと自分はその上着すら羽織ってこなかったことに気付き、あまりの間抜け具合に笑えた。
(緊張、してるのか? 今まで数え切れないほど、それも幼い頃から舞台に上がって演技をしてきたのに?)
彼はちら、と横に並び立つ少女を見る。彼女は川の流れをじっと凝視していた。川は先日の雨がまだ残っているのかやや荒れていた。彼もまた水の流れに目を移す。両手を軽く握ってみる。かじかんだ手が情けなくて、でもなんだか、初めて手の感覚を知った赤子のような気持ちになった。おれはきみのお蔭で、ようやく手を満足に動かせるように、なったんだよ。ようやく、人の体温のあたたかみを知ったんだよ。そのことを早く伝えたくて、でもその前に何度だって謝って、自分のことを話して――今まで自分の話なんてしたことないから、うまくはいかないかもしれないけど、それでも何とか話して、きみに、きみだけに。
(愛を告げようと思う)
彼は生まれて初めて自然な笑顔を浮かべた。彼はそのことに気づけだろうか。
「アーサー」「リリー」
名前が重なる。白い吐息が空気と交わる。アーサーは笑って、先を譲った。きみの話を聞いたあとに、ぼくは話をしたいと思うんだ。早く話したい気持ちはあるけれど。それと同じくらいにきみの話をいくらでも聞いていたいという思いがあるんだ。似合わないだろう。でもそう心から思うんだから仕方ない。きみはどんな風にぼくに返事をするかな。頬をぶたれたって全く不思議ではないから、覚悟をしているよ。きみになら何をされたって構わない。だってきみはぼくの、
「じゃあ、わたしから話すね」
「うん」
リリーはひどく妖艶に笑った。その姿が月光を浴びて、ほのかに光を帯びる。その美しさに、アーサーは初めて、今夜は満月だったと気づいた。出会った時と同じ。しかし今夜は妙に、陰っていて。――。
「アーサー。わたし、あなたに逢えてよかった。最期に、あなたを救えたのなら、本当によかった」
リリーは橋の欄干に体を傾けた。
「さようなら。わたしの愛したひと」
小さな体が、落ちていく。下には冬の冷気にさらされ氷のように冷えきったつめたい川が。アーサーは迷わなかった。頭でなく体が、反応した。反応できなければ自分で自分を殺していたかもしれない。手を伸ばした。彼女の目はかたく、閉じられていた。
水が二人を呑み込み、どぷんとへこんで、また元に戻った。
◇◆◇
水の温度が彼らの体温を容赦なく根刮ぎ奪ってゆく。たちまちに体が言うことを聞かなくなってきた。眠く、なってきた。重くなる目蓋を必死に開けていると、視界に金色の糸が映った。糸は水中をたゆたうように揺れ、手招きしているかに思えた。薄く開いた瑠璃色の瞳が、暗い水の色と同じで、彼女が水に溶けて消えてしまいそうで、アーサーは泣きそうになりながら祈った。そしてもう一度、手を伸ばした。その手は彼女の腕を掴んだ。そして思い切り引き上げた。彼女の服は水を吸って重かったが、彼女の腕は骨のように細く、弱々しかった。
川岸まで もがいて、地面に二つの体を引き上げた。一瞬のことだったので互いに水を多量に飲んだわけではなかったが、何分冬の川に落ちたわけであったから、体温の低下が著しい。アーサーは劇場へ急いだ。
人々はそのまま場所も変えずに、まだ興奮覚めやらぬ面持ちで語り続けていた。そんな中アーサーは彼女の体を抱えて帰ってきた。ずぶ濡れの、二人。誤って落ちた様子は皆無だった。
「何か拭くものを!」
ジャンヌが叫ぶ。これにより何人かの団員が動き出した。しかしほとんどが棒立ちのまま、彼らの変わり果てた姿に愕然とし、ある者は崩れ落ち、ある者は状況が読み取れず呆気にとられていた。
「リリー、返事をしてくれ、おねがいだから……」
だらりと落ちたリリーの腕が、妙に生々しかった。
◇◆◇
あなたに滅茶苦茶に傷つけられたあと、一人夜をさまよっていたの。なんて酷いひとなんだろうって。正直、憎んだりもしたわ。
でもあとになって、冷静になって思ったのよ。あなたが言ったことはどれを取っても嘘はなくて、わたしはただ図星をつかれてばかみたいに怒鳴っただけだったんだって。うたが好きじゃないなら、やめてしまえばいい、簡単なことなんだ。なぜ今まで歌に拘っていたのかしら。
そう考えて、おばあちゃんの顔が浮かんだの。『あなたは立派な歌い手になりなさいね』次に、故郷からの手紙の文字が浮かんだわ。『頑張っておばあちゃんの夢のために歌い手になって』わたしはどちらにも『はい』と答えたわ。自分の夢はきらきらした宝石みたいに綺麗で、他の誰よりも美しくて、自慢に思ってた。その夢は両手で握って、わたし、それだけが唯一だったのよ。だけど、あなたに言われて初めて両手を開けて、その夢を見たの。
そこにあったのは薄汚い石ころ。わたしは悲鳴を殺してすぐに投げ捨てた。……でもずっと一緒に生きてきたんですもの、ずっと大事に抱えてきたんですもの、やっぱり捨てられないんだわ。拾い上げてさらに汚れたそれを見て、諦めの悪いことと自嘲して、それの正体を隠していたことで故郷を裏切ってしまったのだと悟って、でもだからってここで生きていくには酷すぎるもの。だから命を天にお返しすることにします。
死んだ先がどれほどの地獄だろうと、今が死ぬほど嫌なのです。
醒めない悪夢があるのなら、うなされた拍子に舌を噛みきって死んでしまいたいのです。
それでわたしは後悔しないのです。
――あなたが嫌で、死ぬわけではないの。ひとえにわたしの弱さのせいなのです。どうかあなたが幸福になってくれることを、誰よりも強く願って。
◇◆◇
目が覚めたリリーは狂ったように暴れ出した。歌い手にとって何より大事な喉を痛めつけて叫び続けた。それを服を着替えさせた団員たちが取り押さえるがうまくゆかず、彼女の体は辺りに置かれた物にぶつかって更なる傷を増やしてゆく。それを呆然と見つめるアーサーは背筋が凍りついた。寒さのせいでは決してない。取り返しのつかないことをしてしまった。その思いだけがぐるぐると脳内を埋め尽くす。がたがたと震え出す体が何より情けなくて、自らの腕に爪を突き立てた。力を込めたことで真っ白になった肌から、わずかに朱の液がにじみ出てきた。それでも足りない。彼は頭を抱えて、自らを傷つけ始めた。おれは、彼女を、――殺してしまったのだ! ルローヌ川に身投げした時、救えたからといって、その事実は否定することなど到底できない。強いて、救いという語を使って表現するのなら、彼は彼女の身体を救えただけだった。彼は彼女の体を救う前に、既に彼女の心を殺していたのだ。
「一体どういうことだ。ちゃんと説明しろ――といっても、今のアーサーに説明なんて無理か。――ルイス、お前どうせ全部知ってるんだろ。全部話せ、決して、嘘なんてつくなよ」
ブルーノはルイスを連れてその場を離れた。皆、あまりの出来事に頭が追いつかずにいた。
その後、医者のところから帰ってきたアルダシールは、この凄惨な状況に立ち尽くしてしまった。
小さな少女がしきりに「死なせて。しなせてしなせてしなせて」とぐったりと椅子に寝そべったままつぶやき、ジャンヌを始めとした女たちは彼女の四肢を押さえつけていて、ルイスは項垂れ、ブルーノは思いきりアーサーの顔を殴りつけていた。アルダシールは駆けつけるが、ブルーノが顔を真っ赤にして、激怒しているのを見て、ただ事ではないと知らされた。
「おまえは、なんと、屑な真似をしたんだッ! なぁおい、今すぐ死ぬか? 今すぐここで死ぬか? それであの子の受けた傷とつり合えるとは到底思えないがなッ!」
ふらふらと彷徨い、殴られた頬に手をやった。彼の頬はみるみる腫れ上がり、赤黒く染まった。唾を吐いた。折れた歯が床に転がった。口の端から血がだらだらと流れた。大の大人が、それも力のある大人が思い切り殴ったのだ。サーシャが彼の体を支え、「何をするんですかブルーノさん!」と泣き叫んだ。
「こいつが彼女を殺したようなもんだ。死の道へ追い込んだんだ。彼女の好意もわかっていながら、こっぴどく痛めつけてそうして悦に浸って、それで自我を守ろうとして、助けられてさすがだと見直した、だ? 虫の良い話じゃねえか! 彼女がお前みたいな屑に優しくしてくれたことが、どれだけ貴重なことだったのかそんな屑の頭ではわからなかったか?!」
「ブルーノさん、言い過ぎですよ!」
「うるせえ! 自分の女も守れずに、あろうことか殺そうとしたやつに、慰めの言葉なんて掛けてやる必要なんてこれっぽっちもねえ! こいつが犯した過ちがどれほどのものなのか、きちんとわからせてやらなきゃならんだろうがよお!」
ルイスとサーシャが間に入るが、何も意味を成さない。言い罵るブルーノの目には堪えきれないとばかりに涙が浮かんでいた。皆、そのやりとりを固唾を呑んで見守っていた。リリーだけが虚空を見つめて死を懇願している。
「ブルーノ、少し落ち着け」
アルダシールがそう声を掛けたことで、ようやくブルーノの舌は止まった。
「とんでもねえことになっちまったぞ、アル……」
「わけを話せ」
「おれらの団にこんな男がいたなんて――俺がおれがもっとちゃんと見てやれば」
「わかったから、深呼吸でもして。そうだ。一旦落ち着け。――ルイス、サーシャ。アーサーの手当をしてやれ。今ので口の中を怪我したんじゃないか? ……そういえばピエールが見当たらないな」
「ピエールは医者のところよ。全治二ヶ月ですって」
ジャンヌの答えに、アルダシールは怪訝そうにした。彼女は非常にうんざりした様子で歩み寄り、「あたしが全部説明する」と伝えた。三人は再び別室へと消えた。
◇◆◇
二人の副団長が下した決断は、〝リリーを楽団へ返そう〟ということだった。「ルイスやジャンヌの話を聞くに、彼女は数日前に楽団から追い出されているらしいが、楽員たちも彼女を探しているようだ。あちらにも色々あったのだろう。ともかく、俺らでは対処できない。いいな、アーサー」
リリーの側にしゃがみ込んでいたアーサーは、すっかり光を失ってしまった目で見上げた。そしてゆっくりと立ち上がり、覚束ない足取りで、転びそうになってルイスに助けてもらいながら二人の団長の前に立った。
「それは。――もう、リリーとは会えないということですか」
擦れた、生気の無い声に、アルダシールは驚愕しながらも、頷いた。こんなに疲弊した彼は初めて見る。これが精神に異常をきたした者の例だろうか。今日一日でずいぶんと変わり果ててしまったかのように思う。
アーサーは小刻みに動く手を伸ばして、アルダシールの腕を掴んだ。少し動いただけで解けてしまいそうに頼りない。震える唇が、歎願する。
「連れていかないで……つれていかないでください、ぼくのおれの何だってもってっていい。命でも、心でも、何でもいい。捨ててやる、くれてやるから、だからリリーだけは、リリーだけはつれていかないでくださいお願いします」
そうして膝をついて、頭を地面になすりつけた。何度も、なんども。
「ぼくの罪だ。一生涯の罪だ。贖うことのできない罪だ。それでもおれの罪だ。だから、背負わなければいけない。お願いですぼくからリリーを奪わないで」
「だとしても彼女はお前の顔なんて一生見たくも無いだろう」
アーサーはここで初めて顔を上げてリリーを見た。そうして、ルイスを見上げて、「リリーに訊いて」と擦れる声でつぶやいた。ルイスは何も言えずに黙って彼の言う通りにした。リリーは何の反応も示さなかった。ただ同じ言葉を呻くばかり。
アーサーは狂ったように笑って、「ほら、リリーは何も言わない。いいでしょう、アルダシールさん」
ブルーノは頭を抱えた。「なんだこの揃いも揃っての狂気沙汰は。とにかく駄目だ。彼女はフローラ楽団に責任をもって返す。だからお前は遠くで罪滅ぼしでもしてろ」
「それじゃ、意味がない」
ブルーノはしゃがみ込んでアーサーと視線を合わせた。「お前、それ本気で言ってるのか」
「リリーはつれていかないでくれ」
「――お前が彼女のことで相当参っちまってるのは、誰が見てもすぐわかる。だからな。お前が彼女を背負うことで、お前は更なる苦痛に苛まれるを受け入れちまうことになるんだぞ?」
「罪なんか滅びるはずない。おれの過ちは一生抱えていかなきゃいけない。だっておれは、彼女の純粋な心を、壊したんだから。だから。どんなに辛くても死にたくなっても、罪と向き合わない選択をすることなんてできるはずがない。許されない大罪でも、贖い続けることをぼくに許してください」
ブルーノは膝を折って、ずるずるに堕ちたアーサーの耳に静かに問いかけた。
「彼女を愛しているのか」
アーサーは黙って、頷いた。それを見て、ブルーノは舌打ちした。「なんで今気づくんだ。もっと早く――」
立ち上がり、アルダシールに囁いた。
「すべてをフローラさんに話そう」
「……わかった」
ブルーノは強引にアーサーを立たせて、ルイスにリリーと一緒に来るように命じた。ジャンヌは彼らを追いかけた。「どこに行くの。フローラ楽団のところへ行くの」
「ああ。お前は待ってろ」
「行かせて」
「大勢で押し寄せて何をするんだ。脅しに行くわけじゃないんだぞ」
ジャンヌはリリーを一瞥して、副団長らを見た。「あたしが居た方が、良いこともあるでしょう」
それに、と彼女は付け足した。
「もう十分大所帯よ」
六人は深夜の道を歩いて行った。
◇◆◇
フローラ楽団は夜遅くまで活動していた。それはリリーを探しに行った団員たちを待つためだったが、フローラはもう切り上げようかと迷っていた。確かに心配ではある。しかし、彼女の意思で出て行ったのだ。それを今更――と思わないではなかった。すると、外の方から何やら言い争う声が聞こえ始める。やがてそれは大きくなり、フローラは堪えられずそちらへ足を向けた。
「……っ、リリー」
そこには、自分の知る少女とは全く違う顔をした少女がいた。フローラは愕然として声が出ない。リリーを探しに行っていた団員らが、彼女の細い体を抱いて、咽び泣いていた。アルテ劇団の副団長らが深く頭を下げて、言った。
「お話があります」
「……ともかく中へ」
楽長と副団長は別の部屋へと消えた。その後ろを、ルイスが今までの出来事をフローラに説明するため、無言のままつき従った。
しばらくして彼女の荒上げられた怒鳴り声が響くが、次第に静まっていき、また沈黙が訪れる。
アニスはじっとアーサーを凝視し、ぼそっとつぶやいた。
「ひとごろし」
「ア、アニス!」
咄嗟にエウリカが止めに入るが、涙に濡れた瞳で強く訴えられ、気圧され、そのまま黙ってしまう。アニスはアーサーを強く、射殺さんばかりに睨みつけた。そして、リリーの手を握りながら、叫んだ。
「他でも無いこいつが、こいつがリリーを殺したんだ。だって私、見たもの、リリーが笑って話しかけてるのに、聞くに堪えない罵詈雑言を吐き捨てて去って行ったのを……っ! こいつ、こいつが全部悪いのよ、だってリリーがこいつを好きだったのをちゃんとわかってたはずでしょう! なのに、なのにリリーがずっと笑ってるからって高をくくって無茶苦茶に痛めつけて! なんて酷い、惨い、最低じゃない!」
ネムはついに大声で泣き出してしまった。それにつられて皆も嗚咽を漏らし出した。アーサーは何も言わない。言い返すことなどできないのだ。
「女はね、どんなに辛くても苦しいときでも、好きな男の前でなら笑顔でいられるのよ。それが仮面だと、どうしてわかってくれなかったの……」
エウリカはリリーの胸に涙を落とした。彼にとってこの状況がどれほど精神を狂わせるものか、想像は難くないだろう。
しばらく彼女らの会話を聞いていたジャンヌが、もたれていた壁から離れて口を挟んだ。
「あのさ。アーサーを責めてるところ悪いんだけど、あんたたちにもまったく非が無かったってわけじゃないでしょ?」
「な……」
「確かにアーサーは絶対に許されないことをしたわ。許せない。あたしもあんたたちと同じ立場。女を何だと思っているの? 愛した男から傷を受けた女がそう簡単に立ち直れるわけないじゃない。なのにこいつは何を勘違いしたのか、全く意味がわからない。非難されて当然。――でもね。あなた側にも罪があるんじゃないのって話なの。自分らの罪を押しつけてそれもこいつに背負わせるなんて筋違いじゃない? あんたたちの過ちまで抱えて生きてくなんてさすがに無茶だわ。もう、彼、いっぱいいっぱいなのよ。大事な彼女を思って責め立てたい気持ちはすっごくわかるんだけど、もう少し精神的にマシになってからにしてあげてほしいの」
ジャンヌは辛そうに楽員に笑いかけて、呆けているアーサーに耳打ちした。
「お礼なんて、間違っても言わないでよね。あたしは不平等とか、そういう不快なものが嫌なだけなんだから。さっきも言ったけど、あたしはむしろあの子たち側にいる人間だからね」
アーサーは静かに頷きを返した。
それから、どう説き伏せたのか、楽長はアーサーがリリーの面倒をみることを認めた。ただし条件がひとつ。週に二度、楽員が彼女の様子を窺わせる。彼女の様子が少しでも悪化しているようであれば、すぐさまに楽団へ引き戻す。アーサーは不安そうだった面持ちを一転させて繰り返し礼を述べた。あんまりしつこいので、楽長は煩わしくなったのか腹が立ったのか、「これ以上リリーに酷い目に遭わせたら承知しないよ、たとえあんたの過去がどれほどでもね」と心底悔しそうに言い放った。フローラ楽団は楽員同士の繋がりが強い。楽長にとって楽員は娘同然であった。その愛娘を託すのだ。やはり言葉にできないほどの葛藤がそこにはあっただろう。アーサーはもう一度頭を下げた。
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