第5話 スズキは思想差別をやめよ!

ウチの近所に「スズキは思想差別をやめよ!」と

でかでか書いてあるだいぶヤバイ感じの軽箱車の置いてある家があるんですが、

その人はスズキ本社勤務の人だそうで、

朝方、通勤時間帯に本社前で演説をぶって、それから始業開始時間近くになると

イソイソと会社に入っていって普通に仕事しているそうです。


オレも立場上、パヨクの肩を持つ方ですが、それでも自分の会社を大っぴらに批判しといてソコから給料もらうのはどうなのよと思います。

いや、そういう人のおかげで我々労働者の権利は守られているんですけどね?私は無職童貞ですが。


で、その人が演説でゾロゾロとか本社に入っていく人達に語りかける時に

「み な さ ん!」と呼びかけるそうで、

その「み な さ ん!」が朝7時35分頃の人生に疲れ果てた社畜共の脳ミソに

「ズギューン!」

と直截に響くそうです。


そらもうすごい破壊力で、本当に心がグラグラ揺さぶられて、

赤化洗脳されるそうです。



まぁね、でもね、現代日本の上級国民は労働者階級から散々収奪しといて、

その富を生み出す労働者階級の面倒を見るつもりはないと公言しているのですから、

別に我々庶民が上級国民に付き従う義理はもう何も無いワケです。


「 み な さ ん ! 」

生活が厳しいでしょう?

何故ならアナタは奪われて貧しくなったからです。


「 み な さ ん ! 」

富が無いなら、ある所から奪ってくればいいだけのハナシです。

みなさんの富はあらゆる口実を付けられて、不当に奪われています。


例を挙げれば、

マイク・タイソンなんか、ドン☆キングにプロモートされていた時は、

額面1億円のビッグ・マッチでも、実際ファイトマネーはプロモーターに

9割搾取されていて、その残り一割1000万円しか貰えなかったそうです。


「 み な さ ん ! 」

いいんですか?

それでも?

もはや金持ちはアナタを守らないって言ってるんですよ。

死ねって言ってるんですよ。


そしてアナタは無条件に保護されるものでもありません。

アナタは子供じゃないんですから。



み  な  さ  ん  !

立ち上がるべき時です。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る