第4話 友人と縁を切った

とある友人との縁を切りました。


キックボクシング関連で知り合った友達ですが、


趣味は合うし、気のいいやつだったので、付き合いがあったのですが、いかんせん彼は不誠実すぎました。



私も友人は少ない方なんで、そういう事するのは気が引けるのですが、しょうがないです。


まぁね、だからっつってあんまり甘く見てもらっても困ります。



いろいろありましたね。


彼がバンコクで働いてるというんで、彼に会う約束をして、航空券を予約した直後に彼がなんかのトラブルを起こして帰国を余儀なくされて、結局航空券をキャンセルしたとか、


ウチの父の会社の夜勤の現場に入れてくれというのでネジ込んでやったのに一週間で来なくなったとか、


ウチに来るというので宴の準備をして待っていたら、約束の時間直前になって体調不良で来れないとか電話で言われて準備が台無しにされたりとか、ありましたね。


しょっちゅう電話が不通になりますし、やってられないです。



なにより、彼がタイで大麻を覚えて、私にも会う度に執拗に勧めてきやがったのが、縁を切る決心をした直接の原因です。



彼がちょっと鬱病持ちで、依存心が強く、私に甘えてくるところがあったんで、私もそういう人の気持ちは踏み躙っちゃいけんと思って付き合ってたのですが、もう、電話とか着信拒否です。



今頃は逆恨みされてるでしょうね。




おいお前、もしコレ見てるなら言うけどよ、全部お前が悪いよ。


まず自分を責めろ。


オレはお前に対してやれるだけの事はやったんだよ。



二度との俺の前にツラ見せんな。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る