第19話「トイレ問題」


 以前から何度か書いていますが、繁華街のコンビニではトイレが使えません。

最初から店の入り口に「当店にトイレはございません」と張り紙をしているお店も。

それは何故かと言うと酔っ払いが吐いたりしてトイレを汚す可能性が高いからです。

そんなことをされたら後始末をする店員が本当に本当に大変です。

掃除にも時間もかかるし、酒の臭いはすぐに消えないし、何より汚いし、元々しなければならない仕事が掃除のせいでできなくなる……。




うちの店ではオープンして最初の内は夜でもトイレを貸していました。しかし、トイレで覚せい剤をやっていた輩がいて警察沙汰になったり、トイレの中で性行為している連中もいたらしく、警察の指導もあって夜間のみトイレの貸出を禁止しています。




しかし、世間はコンビニならトイレを貸してくれるというイメージが強く、繁華街のコンビニでトイレは使えないという事を殆どの人が知りません。おまけに何か買えばトイレを貸してくれると勘違いする人も。




これは元々「ただ単にトイレを借りるだけではお店に迷惑だから、せめて何か買っていこう」という日本人特有の優しい心から始まったついで買いだったはず。




一体、いつから「何か買うからトイレ貸してくれや」という話になったのでしょうか。




しかも、ご利用はお断りしてるんです~と言うと怒ってくる人もいます。勿論、それでも貸しません。そもそもトイレの扉には鍵をかけています。開かないからとムカついて体当たりする酔っぱらいの女もいます。すげータチ悪い。




飲み屋街でコンビニ店員をしていると、日本\(^o^)/オワタを本当に感じられます。

勿論、全員が全員そういうお客さんではないですけどね。

繁華街では夜はほとんどのコンビニがトイレを貸していない場合が多いです。

くれぐれもご注意を。



  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る