代理人

代理人

しょせん、私なんて本物には

なれないとついつい考えてしまう。

音楽でプロになりたい。

野球でプロになりたい。

小説家としてプロになりたい。

芸術化としてプロになりたい。

いろんな夢が幼い頃にはあった。

キラキラとダイヤモンドのように

輝いていた。 まさにそう原石だったのだ。

しかし、蓋を開けて見ればどうだ。

何のプロにもなれず、代わりがいくらでも

いるような仕事。

まさに、代理人。

誰でもこなせるような 仕事。

そして、ストレス。

うんざりする、世の中。

いつかはさ

いつかは一番になれるとひたむきに

やってきた行いは空をかいて

空ぶった成れの果てが

私自身 そう、代理人なんだろう

でもさ、悲観の代理人

それだけにはなりたくないよね

私は幸福の代理人でありたい

なりたいと思いただひたすらに

代理人的行為を幸福の為に行使する。