【後篇 Endless love】 

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 椿のごとく……

 色鮮やかな紅き唇。


 その花びらのような唇を、俺の唇で乱したい。


 蕾のごとく閉じられたその身を、俺の愛で開花させたい。


 ――イチ……

 ともに生きるのだ……。


 俺と……

 永遠に……。



 ――イチ…………。


 


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