オープニングフェイズ

GMrokusiki:※今回のシナリオはかなーり特殊なギミックが搭載されています

GMrokusiki:そのときはできるだけ進行に協力いただけたらなと!

GMrokusiki:では、PC4のOPフェイズはじめていきます!カモン

有葉 緑郎:はい!

有葉 緑郎:来いよプランナー!

有葉 緑郎:ギャグ時空に向かう時は貴様も道連れだ!

GMrokusiki:君、有葉 緑郎はN市で活動するオーヴァードである

GMrokusiki:大学生活を送りながら、ネタ探しのためか、はたまた別の目的のためか

GMrokusiki:時にはUGN、またあるときはゼノスの協力者として、非日常の中で、超越者としての力を振るってきた

GMrokusiki:今日も、非日常が手招いている、そんな予感を感じながら

GMrokusiki:登場どうぞ、侵食値上げつつRPオナシャス!

有葉 緑郎:はい!

有葉 緑郎:1d10

DoubleCross : (1D10) → 5

有葉 緑郎:31→36

有葉 緑郎:「いかんな……ネタに詰まった煮詰まった」

有葉 緑郎:万年筆を机の上にころりと投げ捨てる

有葉 緑郎:「こんなことでは担当編集のプランナーさんに怒られる……」

有葉 緑郎:「原稿? 一週間ありゃ楽勝ですよ! とか言うんじゃなかった……」

有葉 緑郎:「そろそろ催促の電話とか来たりしないだろうな……?」

有葉 緑郎:恐る恐る携帯電話の着信履歴を見てみる

都築京香:着信アリ

有葉 緑郎:「――う゛っ!?」

有葉 緑郎:「も、もしもし、有葉だ……」

都築京香:「私からの着信に気付かないとは、ずいぶんと煮詰まっている様子ですね?」電話越しでもわかるような、笑みを浮かべるような声で

有葉 緑郎:「……君も、随分とそのカバーが板についたな……」

有葉 緑郎:「ネ、ネタ不足なんだよ。大体なんだ。もう一つ主人公とヒロインのいちゃつくエピソード入れましょうって」

有葉 緑郎:「俺はそういう作風じゃないだろうが……」 明らかに、ビビって、いる

都築京香:「読者はラブロマンスに餓えていますから、これもあなたの作品を世に広く伝えるための、いわば、プランです」

有葉 緑郎:「……まあ、いいさ。俺の“ストーリー”と君の“プラン”が一致する限りにおいて、君の指示には従う。そういう契約だからな」

有葉 緑郎:「それで、俺にわざわざ直接電話をかけてきたということは、だ」

有葉 緑郎:「単なる原稿の催促ではあるまい?」 ニヤリと

都築京香:「ええ、私の”プラン”のお話です」ニッコリ

有葉 緑郎:「……ふむ、聞こう」

都築京香:「貴方が1週間の締め切りを守れないのはすでに織り込み済みですので、ネタ探しに一つ”遺産”の調査をお願いしたいのです」

有葉 緑郎:「遺産……! 楽しいなあ! 人間を惑わし、人間を導き、人間を滅ぼす力の結晶!」

有葉 緑郎:「果たして何が起こるやら! 是非とも調査をさせてくれ!」

都築京香:「では詳細なのですが、『此れこそは美しき世界(オルタナティブ)』という遺産をご存知でしょうか

有葉 緑郎:「なんだ、それは?」

有葉 緑郎:「美しき……フフッ、世界ねえ」

有葉 緑郎:「この腐敗した世界にそんなものが有るなら後学の為に是非見てみたいものだ」

都築京香:「詳しいことは貴方は自分で調べると思いますが」

都築京香:「理想の世界へ導く、代替品(オルタナティブ)だそうで」

有葉 緑郎:「……はんっ、反吐が出るな」

有葉 緑郎:「そんなものがもしこの世に有ったら、俺の小説が売れなくなるじゃないか」

有葉 緑郎:「俺の作品をおいて他に……理想の世界など有ってたまるか」

有葉 緑郎:「益々気になってきたよ、その遺産」

都築京香:「貴方の小説もまた、読者にとっての理想ですからね」にっこり

都築京香:「その遺産の調査と、後は貴方の判断で破壊していただいても構いません」

有葉 緑郎:「ははん! 褒めるな褒めるな! で、そいつをどうすればいい。本来ならぶち壊しても構わんが、そこまで言われては君の希望も聞かなくてはなあ!」

有葉 緑郎:「お、良いのか! 良いのか!」

有葉 緑郎:「任せ給えプランナー! 俺は全力を持って君のプランを遂行しよう! しようとも!」

有葉 緑郎:「ああ――俺のストーリーと、君のプランが寄り添う限りにおいて! な!」

都築京香:「ええ、計画に筋書きはつきものですから、お任せしましたよ」

有葉 緑郎:「ああ、それでは失礼する。そうと決まったら居ても立ってもいられないからな」

都築京香:「報酬は完遂次第口座にお支払いしますので、存分に見聞なさい、幻麗怪綺(ウィアード・テイルズ)」

都築京香:そういって通話が切れます

有葉 緑郎:「――ああ、勿論さ」 机に転がっていた万年筆を拾う

有葉 緑郎:「――物語を始めよう」

有葉 緑郎:壁にかかっていたトレンチコートを羽織る

有葉 緑郎:「――世界を変える物語を」

有葉 緑郎:ドアを開く

有葉 緑郎:「――願わくば、それが愛と勇気の物語であることを」

有葉 緑郎:歩きだす

都築京香:では、シーンカットです!

GMrokusiki:ではPC3です

GMrokusiki:さて、UGNN市支部長グリット・北大路は現在、幾ばくかの人員をつれてある場所へ急行している

GMrokusiki:現在、N市では、一般人が襲撃される事件が相次いでいる

GMrokusiki:襲われた被害者は大きな外傷はないものの、意識を失った昏睡状態に陥っており

GMrokusiki:UGN直轄の病院で治療を受けているが、回復する見込みのない状態である

GMrokusiki:はじめは3人、5人、10人

GMrokusiki:被害者は増え続け、現在は数十に上る勢いにまで及び、隠蔽にも限界が近づいている

GMrokusiki:そんな中、君は調査班の救援信号をキャッチし、自らエリートエージェント数名を引き連れて急行したのだ

GMrokusiki:そして、現場にはもうそろそろ着く頃合だ、登場どうぞ

グリット・北大路:1d10

DoubleCross : (1D10) → 7

グリット・北大路:31→38

グリット・北大路:「もうすぐ現場か・・・」

グリット・北大路:「まさか被害が膨れ上がったこのタイミングで救援とは恐れ入る。」

グリット・北大路:グリッドは愛車「光線号」にエージェント達を乗せていた。

エリート01:「ええ、しかし、進展があるのは確かでしょう」銃を整備しつつ

グリット・北大路:「間違いない、我らの光線銃で確実に犯人を高速したいところだ。お前たちも頼むぞ!」

エリート02:「了解!目標地点まであと10秒で到達!」

グリット・北大路:「光線号、停車!お前たち、準備はいいな!」

グリット・北大路:「突撃!」

グリット・北大路:勢いよく「光線号」を止めたグリッドは勢いよく飛び出す。

GMrokusiki:では、グリット達が救援信号を受信した倉庫の一つに突入すると

エリート03:血まみれのエリート達が倒れており

エリート03:かろうじてエリート3が息をしている状態ですね

グリット・北大路:「バカな、今までとはまるで違う・・・!」

グリット・北大路:「おいお前!お前生きているな!」グリッドは息をしているエリートを見つけると詰め寄ります

エリート03:「あぁ、支部長、申し訳ありません、奴に感づかれて、取り逃がしました……」

グリット・北大路:「取り逃がし・・・?お前らが取り逃がす程の相手がいた、そう言いたいのか!?」

グリット・北大路:「大物・・・か」

エリート03:「危険な、男です、『一陣の風』……」

グリット・北大路:「了解した。何かほかに報告があれば言え。この場で聞いた後光線号で搬送してやる」

エリート03:「奴は、まだ、足りないと……」そういって意識を失います

グリット・北大路:「主語が抜けているぞ・・・もう意識がない、か」

グリット・北大路:「ここまでの大事件を起こしておいてまだ《何が》足りないと言いたいんだ『一陣の風』・・・」

グリット・北大路:「必ず、早期に解決せねばならない。これ以上の手遅れとなる前に!」

GMrokusiki:『一陣の風』、支部長の中でも武闘派で名が知れているグリットなら、それがUGNの危険人物リストに載っていることを知っていて当然である

グリット・北大路:グリッドは周囲警戒の為出していた2本の光線銃を消し、光線号へとエリートたちを乗せた。

グリット・北大路:「奴ならやる。だがあいつだけでここまでの事件が起きるだろうか・・・?被害の状態が今までと違いすぎるのも気にかかる」

グリット・北大路:「必ず俺のビームで真実を照らし出してやる!逃げられると思うなよ・・・ッ!」グリッドはアクセルを踏み町へと走って行く。まるで光線のように。

グリット・北大路:どうぞ

エリート01:「支部長!支部よりワーディング反応です!場所は、UGN直轄病院!」

グリット・北大路:「何ィ!?まさか、陽動だったとでも言うのか!」

グリット・北大路:グリッドは進行方向を変え、やはりアクセルを踏み込んで走っていった。まるで光線がプリズムで曲がるように。

GMrokusiki:ではここいらでカットでいいですかね

グリット・北大路:おけ

GMrokusiki:ではカットします!

GMrokusiki:次はPC2いってみましょう!

希桜玲:わしじゃよ

GMrokusiki:PC2は回想シーンからはじめたいとおもうです

希桜玲:あーい

GMrokusiki:具体的には

GMrokusiki:玲のまだ訓練生時代のある日の訓練のシーンです

GMrokusiki:今より数年以上前、まだ君がUGNチルドレンとして訓練を受けていたころ

希桜玲:うん

GMrokusiki:訓練官である南雲仁の指令で、実戦訓練として、FHとの戦闘を行っているというシチュエーションで戦闘を行っていた

五日茉莉:君のパートナーは、五日茉莉という少女だ こんなかんじ

希桜玲:はい

春日恭二:「ふはははは!このディアボロスの爪の錆びになるのはどいつだ!」

希桜玲:「茉莉ちゃん。落ち着いていこう。俺たちなら大丈夫だから」ウインク

五日茉莉:「は、はい!希桜君こそ、精一杯支援しますから!」

希桜玲:「さっすが。頼りになる俺の相棒だ」笑顔で

希桜玲:「よーし春日くん。恨みはないけど、とりあえず倒しに行くからな」

春日恭二:UGNを幾度も苦しめているという名うてのエージェント・ディアボロスの護送する物資の回収というシチュエーションで、君の同期たちは皆ディアボロスになぎ倒されてしまっている

希桜玲:戦闘のシチュとか特に考えてないぜ!

春日恭二:「小癪なUGNめ、なぎはらってくれる!」

希桜玲:「させないっての」不敵に笑う

希桜玲:剣をするりと構える

春日恭二:というわけで適当に演出で倒してくれちゃって大丈夫です(いつもの

五日茉莉:「……!」茉莉は支援の電撃で希桜君を援護しますね

希桜玲:茉莉ちゃんの支援を受けつつ、軽やかなステップを踏むように近づいて、ふっと笑顔で吐息して

希桜玲:炎の剣でばっさり!!!!くたばりやがれ!!!!

希桜玲:「……決まった」

春日恭二:「ぐわー!」一閃、すると春日は切り口から燃え上がり、倒れた

希桜玲:「……ふっ」

希桜玲:「どうかな茉莉ちゃん。俺、かっこいいかな?」髪の毛をひらめかせながら笑顔で問う

五日茉莉:「さすが成績トップの希桜君です!とってもきれいな……、げほっげほ!」

希桜玲:「綺麗って言葉は俺じゃなくて君のほうが向いてる気がするけどね。……大丈夫?」

希桜玲:ちかづく

五日茉莉:訓練を終えた安心感もつかの間、茉莉はその場にうずくまって、咳き込んでしまう

希桜玲:「おい、茉莉ちゃん!?」しゃがんで背中をさすってあげよう

五日茉莉:押さえたハンカチには、少しばかり紅がにじんでいる

希桜玲:「……ッ!! 医務室に行こう」

希桜玲:真剣な顔

五日茉莉:「大丈夫です、リザレクトで、回復しますから……」

希桜玲:「本当に大丈夫なのかい……?」心配そうな顔

南雲仁:「何事だ、訓練を終えたら即座に連絡しろとあれほど言っただろう」

希桜玲:「ああ、仁さん。茉莉ちゃんが……」

南雲仁:「五日、またお前か、体調管理がなっていない、それでは周りの迷惑になる……」

希桜玲:「今まさに仁さんの知彗が必要だったところですよ」

希桜玲:「俺は迷惑になっちゃいませんよ。体調管理? 彼女、どこか悪いんですか」茉莉のそばについたまま

五日茉莉:「いえ、私は、大丈夫、ですから。希桜君も、心配をかけて、ごめんね」

南雲仁:「疲れがたまっているのだろう、栄養剤だ、早いうちに打っておくといい」

希桜玲:「俺は大丈夫だけど……」つらそうな顔

南雲仁:「回復したら宿舎へ帰還しろ」

希桜玲:「仁さん……もうちょっとこう、あるんじゃないですかね、対応が

希桜玲:」

南雲仁:「情は、戦場では不要だ」

南雲仁:「相手は情けをかけてはくれんぞ」

希桜玲:「

希桜玲:相手にかける情けと、味方にかける情けじゃ訳が違うでしょうよ」

希桜玲:「……あんたのことは尊敬しているけど……時々、あんたにお伺いを立てたくなる時がありますね」

南雲仁:「私にとっては、同じだけだ、お前達は私の生徒であり、いずれは戦場へ達戦士だ、故に甘えは許されない」

希桜玲:「……だけど、命令には従う。なぜならあんたを信頼してるからだ」

希桜玲:「……そうかい」

希桜玲:「茉莉ちゃん、立てるかい? 立てないなら……手を」

五日茉莉:「大丈夫です、もう、回復しましたから……」すこしだけつらそうだが、行動する分には支障はない

希桜玲:「……そうか。とはいえ心配だ。俺は君を宿舎までエスコートすることにするよ。いいですね? 仁さん」

南雲仁:「ああ、後始末は任せておけ」

希桜玲:「……」少し眉根をひそめながらも、仁に頭を下げる

南雲仁:希桜君が茉莉を連れて、宿舎へ帰えろうとした時

希桜玲:うn

南雲仁:「まだ、足りないか……」南雲がそう小さくつぶやいたのが聞こえる

南雲仁:その意味は、現在に至る今でもわからない

希桜玲:「……仁さん??」

南雲仁:ただ、その日を境に、南雲仁は君達の目の前から姿を消した

希桜玲:oh……

南雲仁:といったところで回想シーンが終了しますので

GMrokusiki:登場ダイスどうぞ

希桜玲:1d10

DoubleCross : (1D10) → 6

GMrokusiki:なぜこの出来事を思い起こしたのか

希桜玲:はい

GMrokusiki:それは、あるFHエージェントが、UGN直轄の病院に向かったと思われるとの一報が入ったからだ

希桜玲:そんなもん止めに行くしかないっしょ

GMrokusiki:その名は『一陣の風』、UGNの危険人物リストに載っているFHエージェントの一人であり

GMrokusiki:忘れることができようはずもない、裏切り者(ダブルクロス)

GMrokusiki:そして、その病院には、今は病床に伏せている同期がいる

希桜玲:うわーー

GMrokusiki:奇妙な縁を感じざるを得ない、そして、君は、自身の手でけじめをつけないといけないと感じた

希桜玲:これは今からその病院に向かう感じっすか

GMrokusiki:そうですね、向かう感じでシーンをきれれば

希桜玲:はーい

GMrokusiki:かっこいいRPをして締めてくれ!

希桜玲:「……ああ厭だ厭だ……病院では静かにするのが筋だろうに……」

希桜玲:「風なんか吹いたら、寝ている子を起こしちまう」

希桜玲:「◯◯――君に生きてほしかった世界は、いつだって無茶苦茶だ……」

希桜玲:「だけど俺は、そんな世界を守るんだ……――そこで待ってろよ、バカ野郎が!」

希桜玲:そう言って翻り、向かいます。

希桜玲:◯◯にはかつての恋人の名が入ります。

希桜玲:まあ、以上かな!

GMrokusiki:ではシーンカット!

GMrokusiki:最後、おまたせ!PC1のOPです

北条光一:はーい!

GMrokusiki:君はN市で日常を生きるオーヴァードであり、UGNに協力するUGNイリーガルである

GMrokusiki:これでいこう(BGM

GMrokusiki:君はいま、UGNの管轄する病院のとある病棟に訪れている

北条光一:祖母にはお見舞いに行くと言って出てきました。

GMrokusiki:今、N市では集団昏睡事件が発生しているが、まだ君には協力要請は出ていない

GMrokusiki:なので、休日である今日を使って、ある人物の元に訪れていた

北条光一:茉莉センパイですね

GMrokusiki:君がオーヴァードの能力に自覚し、イリーガルとして活動を始めたころ、君に能力の使い方を手ほどきし、手厚くサポートしてくれた

GMrokusiki:そうですね、五日茉莉です

GMrokusiki:いわばオーヴァードとしての先輩である、五日茉莉の病室です

北条光一:オーヴァードとしてって言いましたけど、年齢のほうはどうなんですか?

北条光一:先輩?

GMrokusiki:17です

GMrokusiki:まあ希桜君と同期ですので

北条光一:なるほど。了解です

GMrokusiki:五日茉莉とかかれたプレートが掲げられた一室にたどり着く

GMrokusiki:登場してももう大丈夫よ!

北条光一:1d10

DoubleCross : (1D10) → 7

北条光一:34→41

北条光一:ノックして入ります。「おはようございまーす」

五日茉莉:「はい、どうぞ、北条君」病床の上で読書をしていたらしく、本をそっと置いて彼女は笑います

北条光一:「茉莉センパイ、起きてて大丈夫?」

五日茉莉:「大丈夫ですよ、今日は落ち着いているみたいなので」

北条光一:「それはよかった!この前はずいぶんしんどそうだったから」

五日茉莉:「ええ、それに北条君に会えましたから、きっと今日は、良い日です……」

五日茉莉:五日茉莉の病室には、目立った医療設備はない

五日茉莉:君が訪れた病棟は終末病棟

五日茉莉:終末期医療、ターミナルケアを専門とする病棟

五日茉莉:茉莉は、静かに最期の時を待っているのである

北条光一:その辺のことはあんまり気にしていません。おおらかなので。

北条光一:気にしていないのは彼女も気づいているとは思います

北条光一:レネゲイドなんていうふざけたものがあるので、何かの奇跡が起こらないとも限らない。俺に彼女を救う力がないってだけなので。

五日茉莉:「先生に、あと1ヶ月だろうといわれました」

北条光一:「一か月。夏休みだと思えば短いけど、風邪だと思うと長いなあ」

北条光一:しゃべりながら部屋の花を替えておきます

五日茉莉:「夏休み、かあ、私、ずっとエージェントとしてお仕事ばっかりしてたから」

五日茉莉:「北条君は夏休み、友達と遊びに行ったりするのかな」

北条光一:「ひとまず休みなので、友達に会いに来てみたわけですが」

北条光一:「どっか遊びにでも行きますか?」

五日茉莉:「そうですね、遊びに行くといわれても、この病院からは出られないから」

北条光一:「むっ。毎度のことながらガードの固いことで。」

五日茉莉:「いじわるを言ってるのは北条君のほうですよ」くすくすと

北条光一:「いじわると言われましても…」

北条光一:なんか軽めの明るい話題をつとめて話すようにします。あまり学生の登場しない感じの。

五日茉莉:気遣い、だいじ

北条光一:おばあちゃんがおじいちゃんの昔の浮気の証拠を見つけてきて大騒ぎになった話とかします。

五日茉莉:家の騒動を外に漏らしちゃらめえw

北条光一:あとは、入ってきたとき読んでた本の話題とか。「そういえばさっき読んでた本ってどういうの?聞いてもいいかな」

五日茉莉:「あ、はい、カズオイシシロさんの著書で……」といったところで

五日茉莉:君達を、病院全体を、慣れ親しんだ感覚が包み込む

五日茉莉:ワーディングだ

五日茉莉:「え、これって……」

北条光一:「ワーディング…こんなところで!」

五日茉莉:「どうして、ここで、うぅ、げほ、げほ……!」

北条光一:「大丈夫か!」背中をさすります。

五日茉莉:「大丈夫、ですから!収まります、だから……」

五日茉莉:「支部に、連絡と、被害者の、安全を、ここには……」口元を赤く染めつつ

五日茉莉:「私達が、守らないといけないものが、たくさん……」

北条光一:「ああ。待ってろ。俺が、助ける」

北条光一:ウェポンケースをひっつかみ、ドアを開けて外に出ようとします。

五日茉莉:「がんばってね、北条君は私の自慢の後輩だから……」精一杯笑って、見送るように

五日茉莉:といったところで、OPフェイズ終了でも大丈夫かな?

北条光一:変身は次回にします!OKです!

五日茉莉:変身はほんとにするのかw

五日茉莉:では期待しつつシーン終了!

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