第3話みてはいけない真実

「セリリアって、どんな部屋で暮らしてるのんだ?」

それをカゲヨシが言うと

セリリアは輝いた瞳で

ハキハキとした声でこう答えた

「私の部屋に興味があるのか!?

よし決まりだ!!この狩の後

私の部屋でお茶しよう!!」


「ああ、こんなにあっさりOKが出るとは驚きだよセリリア」


「そうか? ギルド仲間なら普通だろ」

いやそうじゃないんだよセリリア普通

異性を部屋に入れるって、抵抗とかあるはずなんだが。そんなこと気にしないんだろうな

まぁ、セリリアのこの性格なら驚くことでもないか。

「へぇ。ここがセリリアの部屋か」

「ああ!綺麗だろ?」


「あ、ああ…そう。だね」

おいおいまじかセリリア

君はこれを綺麗と言うんだな

そう 缶ビールの缶が散乱しているこの部屋を普通だと言うんだね。

変わってるぞ…僕は危険な部屋に来てしまったようだ…


「その辺でくつろいでてくれ 俺は

何かおもてなしを用意してくる」


「ああ… 」

部屋の中を自由に見て回るカゲヨシに

あるものが目にとまる


「んっ…何あれ?」


カゲヨシの視線の先にはなにやら

積み上げられた本が目に入る

何気なくその本を手にとって少し読む


「オーノー…」

そこには、すごく薄い本だった

ジャンルはというと

ノーマルなものそして…BL…そして百合物

そして。もっとマニアックな

触覚系…触手関連のものまで

「!ううおお… セリリア。やばいな」


「か…カゲヨシ… 見てしまったのか…私の宝物庫」


「ほ、宝物だって!?」


「そうそうそうなのだ!!!

女同士のあの綺麗で恥じらいもない

感じ!!


そして、同性同士の危険な愛!!!!

そしてそして!!!なすすべもなく

ただただされるがままのあの興奮!!!

俺が最も好物とするものだ!!」


最悪だ。これオタクだわ…

危険なオタクだわ

おー怖い怖い…


「しかし。見てしまったのだな。

無事に帰らすわけにはいかない…」


「ちょちょ!!えー!!!やめ!!!」


「カゲヨシ!!覚悟!!」

ととりあえずここは

「プロイストレイン!!!

目の前の敵を僕から引き剥がせ!!」


「んあんっ!!」

やめろセリリア

そんな声を出しながら

ベットに吹き飛ばされるな

まぁ、たしかに吹き飛ばしたのは俺だけどさ…

「俺が…負けたのか…そうか俺はここで初めてを… カゲヨシ… 来てっ?」


「うるせー// ディバインフォウレスト!!!」


「あふん… 意外と積極的なんだな?カゲヨシ

はぁはぁ。いいぞ」


「いやいやいや!!! 落ち着けってセリリア!!」


「あぁー なんだろうなんだか興奮する

ああー 圧倒的力で。強引にも嫌がりながらも

落ちて行き 最後には完璧に。落ちる

あぁーそんな感覚を俺は今味わおうとしているあぁー」


「いや妄想しすぎだよ!

セリリア…こんな趣味だったとは…」


「俺の本性を知って起きながら襲わないとは…にに逃がさんぞ 必ず襲わせてやる

はぁはぁはぁ…」


「いや息荒すぎ!!

変態かよぉぉぉぉ!!!」



To be continued…



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