第2話 殺人ギルド

「セリリア 後ろだよ」


「ちっ!!俺の後ろを!!」


セリリアとカゲヨシは、

偶然にも狩りに出て居た

あまりにもアンバランスな二人だが

意外と息は合うもので

「カゲヨシ… リーシャんのこと 残念だったな

俺も分かるよ仲間を失う気持ち」


「セリリア… ちょっと黙ってくれる?

誰もあんたの過去の話なんか聞いちゃ居ないよ。セリリアに何がわかる」


「すまないカゲヨシ そう言うつもりでは…」


カゲヨシは、黙って居た

頭の中に死の迷宮の惨劇がよぎる

あの話をあれ以来 相当嫌うようになったらしい。


それはセリリアにも分かるはずだ。

「ジン…あいつは僕が必ず殺す…」


「そうか悪いな変なこと聞いて」


「いいよ…」


そんな時だ


「あれ?お二人さんデートかい?」


「俺らも混ぜてよー」


セリリアは今にもいいだろう

言いそうだったところを

カゲヨシは、止める


「セリリア 個人チャットに変更しよう

悪いけど僕らは忙しいんだ

なんか用?」

おきまりのレッドアイを発動する

「おぉー怖い怖い」

「行こうぜ?」


「あの人達の小指を見た?」


「いや。見てないが。どうしたのだ?」


「全員。無かった… 小指が」

To be continued…

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る