第4話 彼女と彼の物語が始まる

なんと俺に声をかけてきたのは、黒髪ロングのクール系美人の女の子だった。なんだただの美女か…。


ってはぁぁぁぁぁぁぁあ!?

ちょっと待てどうゆうことだ、この俺が美女に話しかけられるだと!?。マジでどうなってんだ、明日俺死ぬ説あるなこれ…。


何はともあれそんな事はどうでもいい。この美女がついてこいと言っているんだ、断る理由はないしとりあえずついて行くことにしよう。

べ…別に美人じゃなかったら適当にあしらおうなんて思ってなかったんだからねっ!


鋭「わかった。どこに行くかは知らんがついて行くわ。」


???「ふむ、物分りの早い奴で良かった。ではついてきてくれ。」


俺は彼女の後ろをついていく、とりあえず結衣には少し遅くなるってメール送っとこう。にしても俺なんかを連れてどこに連れていく気だ?というか初対面でいきなり「ついてこい」って言われるとは…、てかこいつの名前なんて言うんだ?後で聞いておこう。


2年生の教室は学校の南にある旧館の3階にある。ちなみに1階は1年生の教室で2階には図書室と音楽室、コンピュータ室などがある。今彼女が向かっているのはどうやらこの校舎ではなく、向かいにある新館の方らしい。新館は2年前に新しく建てられた校舎で外からも見てわかる通りとても綺麗だ。ちなみに1階は空き教室が3つ。2階には3年のクラスが。3階には家庭科室がある。


???「ここだ」


彼女が立ち止まった場所は中には何も無い教室の前だった。


鋭「んで、わざわざ新館まで俺を連れてきて何のようだ?あと名前教えてくれないと困る」


???「あ~すまない、名前を教えるのを忘れていたな。私の名前は春咲美香(はるさきみか)だ。そして君には…」


美香「私の作る部活に入ってもらう!」


鋭「は!?」


…話が急過ぎて付いていけないよ…。


  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る