深淵聞耳百物語「川に入る友達」
深淵聞耳百物語「川に入る友達」
著者 三文士 様
作品url(https://kakuyomu.jp/works/1177354054883685827)
これにて三文士様作品、ラストとなります。
ダウンせずにここまで来ることができました!
さて、感想感想。
他の作品が何の前置きもなくシンプルに始まったのにも関わらず、こちらはプロローグから入っております。
で、ここを読むと、初めてこの連作のコンセプトが明かされるという。上(投稿最近順)から読んでいたので、最初にこっちを読んでおけばよかったとちょっち、後悔。
気を取り直して本編です。
最初の事件では、人間怖い系の話だと思いました。リョウタが友人たちの知らないところで「病み」の芽を育て、酔いで理性が吹っ飛んだことでそれが爆発した、と。
もちろんそれだけで済むはずがないと不謹慎ながら期待はしておりましたが、その期待の内容を、こういう形式で露にされるとは思ってもみませんでした。
そうか、テレビ。
その手があったか。
きっと手広く活動している幽霊さんなのでしょうね。
リョウタの「夢」が事件に関係しているかはわかりませんが、もし仮に県警しているとしたら、彼女は仕留め損ねたリョウタをまだひきずっているのかもしれません。
リョウタには迷惑でも、読者としてはおいしい展開です。
これにて、三文士様が参加してくださった作品はすべて感想を書き終えました。
一晩で平らげると豪語しましたが、それが事実になりホッとしています。
実話ゆえの、型にはまらぬトリッキーな展開の数々、魅せていただきました。
ごちそうさまです。
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