確認
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著者:躯螺都幽冥牢(くらつ・ゆめろう) 様
作品url(https://kakuyomu.jp/works/1177354054884778289)
著者が人づてに聞いたという、実話怪談です。
ひとつ、ふたつは実話怪談の参加もあるだろうと思っていたのですが、こういうタイプは予想していませんでした。
怖くて不思議な話という点ではまさしく「怪談」なのですが、幽霊も、妖怪も、都市伝説も出てきません。
偶然が起こした怖い話です。
人間の頭蓋骨ってそんなに平べったく潰れてしまうのか、実際激突したとしてもそんなにきれいに潰れるのか、等々、冷静に考えればいろいろ疑問もわいてきますがそいつは野暮ってもんでしょう。
口伝えの怪談なんて、生き物です。著者の耳に入った時点で何らかの改変があり、もとの話とはかけ離れている可能性もあります。著者がこうして文章に起こした際に、聞いたままでは読みずらいかな、と気を利かせて言い回しを変えたりしたかもしれません。それもまた、改変です。
いろいろ考えこみましたが、最終的に「絶対ないとは言い切れないよなぁ」と感じました。
「絶対ないとは言い切れない」は、実話怪談には必須の項目だと思うのですが、いかがでしょう。
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