ミートソースのパスタ

今日はここまで。続きは明日。

本は難しかったけど、まぁ勉強にもなるし。兄はよく15歳くらいであの本読めたなとか思ったり。

それに今日の夕飯は私が小さな頃から好きなミートソースのパスタ。

ふわりと香る、新鮮なトマトがふんだんに使われた母の作るミートソースが好き。

お風呂も入って、さくとひまとか、友達からスマホに届いたメッセージたちを全て返して、今日はもう寝よう。

電気を消して、布団に入って。

冬場の布団はちょっと冷たい。逆に身体が冷えてしまいそう。


目を瞑った瞬間、ぴこん、とスマホが声を出した。

画面を見ると「一件のメッセージを受信しました」なんて通知が出ている。

ああもう、こんな時間に誰だ。あいにく私はとっても眠いんだ。頭をフル回転させながら本を読みすぎて疲れたんだ。返信する気力なんて欠片も残ってない。明日の朝にちゃんと返すから、今日はごめん。疲れに勝てない。


もう一度目を瞑って、楽しい夢が見れるといいなぁって思いながら寝ようとする。

あたりがスマホの明かりに一瞬照らされた時、ふと目に入ったCD、ちょっとホコリかぶってたかも。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る