何充3 サボれよお前
だが何充、書類仕事に夢中。
彼らの方を見ようともしない。
なので王濛、何充に言った。
「せっかく支遁どのと共に伺ったのです。
仕事などサボって我々と清談を
かわしあうべきでありましょうに、
なぜそうも頭を垂れ、あくせくと
書類なぞと戯れておられるのです?」
すると何充、答える。
「私がこの書類を回さずして、
誰がそなたらの生活を守るのかな?」
この返しは大絶賛を受けたそーである。
王、劉與林公共看何驃騎,驃騎看文書不顧之。王謂何曰:「我今故與林公來相看,望卿擺撥常務,應對玄言,那得方低頭看此邪?」何曰:「我不看此,卿等何以得存?」諸人以為佳。
王、劉と林公は共に何驃騎を看れど、驃騎は文書を看て之を顧ず。王は何に謂いて曰く:「我、今、故より林公と來たりて相い看たらば、卿は常務を擺撥し、玄言の應對を望むに、那んぞ方に頭を低くし此を看たるを得んや?」と。何は曰く:「我れ此を看ざらば、卿らは何ぞを以て存せるを得んか?」と。諸人は以て佳と為す。
(政事18)
蔡謨さんのときといい、こいつら邪魔したりバカにするために誰かのとこ訪問するよね。にしても「仕事なんぞより俺らと遊べ」とか、お前ら……ってゆう。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます