王恭16 王恭と王珣
しかしこの二人、話せば話すほど
見解の相違があらわとなってくる。
そこで王恭、王珣に言った。
「お前の言っていることは
理解に苦しむ!」
すると王珣、言い返す。
「
彼女に対し、
その結果、王陵は引退に追い込まれ、
陳平は最終的に呂氏政権を打倒した。
わかるか? 闇雲に争えば、
大義を全うするのは難しい、
と言っているんだ」
王東亭與孝伯語,後漸異。孝伯謂東亭曰:「卿便不可復測!」答曰:「王陵廷爭,陳平從默,但問克終云何耳。」
王東亭は孝伯と語り、後には漸く異たる。孝伯は東亭に謂いて曰く:「卿は便ち復た測りたるべからず!」と。答えて曰く:「王陵は廷爭し、陳平は從默し、但だ終りを克くせることの云何を問いたるのみ」と。
(仇隟6)
王珣これ、自分を陳平に、王恭を王陵に例えてる感じですね。そして結局王恭は、蟄居どころか殺された、と。
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