王導26 劉王喬を思う
つまり人臣の極みに立った時のこと。
思わず王導さま、嘆息した。
「
おいでであったならば、
わしのみが三公に任じられる、
などという事もなかったであろうにな」
王丞相拜司徒、而嘆曰:「劉王喬若過江、我不獨拜公。」
王丞相の司徒を拜せるに、嘆じて曰く「劉王喬が若し江を過らば、我れ獨り公を拜さざるなり」と。
(賞譽61)
劉疇
西晋末期、西晋のラストエンペラー、愍帝
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