元帝4  酒       

元帝げんていはお酒が大好きである。

びん司馬鄴しばぎょうが殺され、帝位に就いた後も

やはりそれは変わらなかった。


王導おうどうは、元帝とは旧来の仲だったわけだが、

この危急の事態の中、

さすがに勘弁してよ、

と泣いて元帝を諫めた。


その必死さに、さすがの元帝も、

最後に思いっきり酒を飲むと、

以降はすっぱり酒を断つのだった。




元帝過江猶好酒,王茂弘與帝有舊,常流涕諫。帝許之,命酌酒,一酣,從是遂斷。


元帝は江を過ぎても猶お酒を好む。王茂弘は帝と舊有らば、常に流涕し諫む。帝は之に許い、命じて酒を酌み、一酣したりて、從ち是を遂に斷つ。


(規箴11)




あれっ元帝さまここでは普通だ。

いや酒断てるのは半端なく凄いけど。

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