王渾1 父の葬儀
竹林七賢
有能な武将でもあり地方官であった。
その最終官位は涼州刺史。
その王渾が亡くなると、
彼が歴任した九つの郡の人びとの内
その恩義を受けた人たちが、
王渾より受けた恩義を思い、
我も我も、と香典を届けに来る。
その総額は集まりも集まり、
数百万銭超にもなった。
が、王戎、これを全部断った。
王戎父渾有令名,官至涼州刺史。渾薨,所歷九郡義故,懷其德惠,相率致賻數百萬,戎悉不受。
王戎が父の渾に令名有り、官は涼州刺史に至る。渾の薨ぜるに、歷せる所の九郡が故きに義し、其の德惠を懷い、相い率いて賻を數百萬致せるも、戎は悉く受けず。
(德行21)
王渾
紹介したいのはどちらかと言うと
※2019.06.04追記
やっちまった……こちらの王渾は
それにしても、王戎の父親ってこたそれなりに名声博してたはずだし、そう簡単に王氏同士でのかぶりが出るとも思えんのよね。これ太原王渾の父である
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