◎三国志後編 総括    

曹叡そうえいの段階ではのほほんとしてるのに、

鍾会しょうかいに入ると途端に血生臭くなるのが

世相を表している印象があります。


さて。孔明こうめい死後の三国志を

この世説新語で語るのであれば、

本当は竹林七賢を

軸に据えるべきだったりします。


竹林七賢、

 阮籍げんせき

 嵆康けいこう

 山濤さんとう

 劉伶りゅうれい

 阮咸げんかん

 向秀しょうしゅう

 王戎おうじゅう

の七名。この時代における文学的中心。

ここまででの未登場は劉伶、阮咸。


けど、この人たちはまた後程。

三国志から南北朝へと至る物語の

アウトラインと言う意味では

主役ではないから。


ここから時代は西晋に突入します。

皇帝は諱でなく、諡号で表します。

いやね、司馬氏のエピソード数が

二ケタ行っちゃうと、

タイトル表示が崩れちゃってね……


まぁそんなこっちの事情はさておき、

対外的には

「晋の時代メインのお話だから、

 晋の皇帝の諱は避けるよ!」

ということにします。ご都合主義。

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