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「鍾会5  武器庫     」への応援コメント

  • 裴令公は夏侯太初を目し、「肅肅として廊廟の中に入るが如く、敬を脩めずして人は自ら敬さん」と。一に曰わく、「宗廟に入るが如く、琅琅として但だ禮樂の器を見る。鍾士季を見るは武庫を觀るが如く、但だ矛戟を覩る。傅蘭碩を見れば江廧として有らざる所靡し。山巨源を見るは山に登りて下に臨むが如く、幽然として深遠なり」と。

    傅蘭碩だけ文型が崩れているやらない方がマシな対句風散文。イライラさせてくれますが、もしかして頭韻?いや、違うか。。。
    目夏侯太初、如入宗廟,琅琅但見禮樂器。
    見鍾士季,如觀武庫,但覩矛戟。
    見傅蘭碩,江廧靡所不有。
    見山巨源,如登山臨下,幽然深遠。
    あー、色々崩れてますねー。
    廊廟
    ろうびょう、宗廟だと思ったら執務する表御殿だそうな。粛々としていたんですね。
    琅琅
    ろうろう、金石が打ち合って鳴るさま。
    江廧
    汪翔の間違いとのこと、汪翔は茫洋の意、らしい。そのままだとイミフ。

    ない。無に同じ。

    作者からの返信

    こうして改行してもらえると、「あ、対句的にはしたかったんですね」みたいな意図は感じられますね。そうすると初段三段だけ外してきてることとかにも意図を見出せるのかな。あ、無理だ二段四段の照応も探し出せない。うーんこの謎散文。

    >廊廟
    思いっきり「廟」の文字しか見てませんでした。まー確かに、字形を見ればひさしの下にある朝、ですものね。そう言う字義になるのに何の不思議もない、と言うか宗廟の方がむしろ派生形っぽい。注意力不足でした。

    >江廧
    目加田センセーの本では汪廧でした。この用法だとネットで検索かけてみるかぎりだと世説新語のここにしかいないっぽい。筆写時のミスの混入の類なんでしょうねー。