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曹叡4  貴方の為に粟粥を」への応援コメント


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    許允は吏部郎と為り、多く其の鄉里を用う。
    魏の明帝は虎賁を遣りて之を收む。
    其の婦は出て允を誡めて曰わく、「明主は理を以て奪うべく、情を以ては求め難し」と。
    既に至り、帝は之を覈べ問う。允は對えて曰わく、「『爾の知る所を舉げよ』とあり。臣の鄉人は臣の知る所なり。陛下の檢校するに職に稱うと為すや不や。若し職に稱わざれば、臣は其の罪を受けん」と。
    既にして檢校するに皆ての官に其の人を得る。是に於いて乃ち釋し、允の衣服の敗れ壞るるに、詔して新衣を賜う。
    初め允の收らるるに家を舉げて號哭せり。阮新婦は自若として云わく、「憂うるなれ。尋いで還らん」と。粟粥を作りて待ち、之より頃くして允は至れり。

    だんだんと慣れてきましたなあ。三連発でした。

    しらべる、の意。

    換骨奪胎の用例に近く、得るっぽい意味、と思う。

    かなう、fitの意。
    與不
    〜や否や、と読んでおきました。

    すべて、皆勤の用例、allの意。
    頃之
    しばらくして、無理やり読み下してみました。


    ※※※


    與不
    與は&の意、〜と、ですが、ここでは前後が正反対なので、orの意と解しました。

    作者からの返信

    ありがとうございます、目加田センセーに頼るけど頼りすぎないぞ! みたいにやらかしてフシギ訓読を決めることもままありますがw


    時々ある、字義に真逆の意味を当てるアレかなーと諦めた感じはありました。お前何でそこに奪うなん……と思いつつも、はいはいアレですねー、とw


    かなう、かー。頻繁にみる字は割とあっさり「いつもの読み」に当て込んじゃうんですが、この字については結構バッティングが多かったです。なるほど。

    與不
    不を与える、的ニュアンスなんでしょうかね。いまいち與が浮いてしまい、ニントモカントモ。


    ※※


    or not ですね。
    英語と似た使われ方、と言うか
    普遍的な言いまわし的な
    何かという事になるのかしら。

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