第52話 講評をいただきました。

 七月の後半だったか、気晴らしを兼ねて自作シリーズに出て来た変な女子による変な一人称小説を書いておりました。

 そのタイミングで、書き下ろし限定で女性一人称しばりのコンテストを始めますよという自主企画を見つけたのがご縁で、とあるプライベートコンテストにひっそり参加させていただいておりました。

 応募作には全て講評を付けますという特典に、参加してみようかなという気持ちを後押しされての参加でした。


 メンタルが豆腐どころかプッチンプリン並みにグズグズですので普段は感想書きます講評します但し辛口です系の企画は避けるのですが、この時は承認欲求の塊だったといいますかなんでもいいからコメントが欲しい状態だったんでしょう(そういえばこの時期、他にもいくつかコンテスト形式の企画や読んで気に入ったら感想書きます系の企画に参加しておりました)。



 そのコンテストがこちら。

 https://kakuyomu.jp/user_events/1177354054886493645


 その結果が昨晩発表されました。

 結果は奮いませんでした。



 初めていただく講評というものを緊張で吐きそうになりながら目を通し、訳がわからないという忌憚ないご指摘に「あはは、最もだあ〜」と頷きながらありがたく読ませていただきました。確かにあれ、ワケがわかりませんね……。


 いやもう、本当にすみません。既存シリーズのスピンオフで参加しちゃってごめんなさい、審査員のお三方の貴重な御時間ちょうだいしてしまって申し訳ない……と自己評価低い人間特有の卑屈さを発揮することで自己防衛をはかる状態になってからようやく落ち着いております。おはようございます。



 とはいえ、多くの方が仰る通りやっぱり読んで指摘をいただくという経験って得難いものですね……。特に自分の書き方がいいのか悪いのか分からない人間の場合。

 お陰様でやっちゃいけないこと、自分の課題などが見えたように思います。

 あと、時に耳に痛い意見や批評も耳に入れて自作を良いものにせんとするプロ志望の方のメンタルはすごいなと。私はやっぱり一生趣味で好きなものを好きなように楽しく書く方向でいこうと思いました。



 全作に目を通され企画の主催者様や審査員の方々には、講評ありがとうございましたのお礼とお疲れ様でしたの言葉をこの場を借りて述べさせていただきます。玉石混交の約二万字小説が120作越えとか、本当にお疲れ様としか……。



 私はどうしても書きたいものを書きたいように書いては「読まれないなあ」とため息をつく、歩み寄る気は無いくせに歩み寄っては欲しいという甘えた根性を殺せないタイプなので、今後も自分が一番楽しいタイプのさっぱりわけのわからん小説を量産するかと思います。


 それであっても、今後ももしご縁があれば、読むのに負担にならず「わけがわからない」よりはマシな読後感になる作品を用意して参加させていただきたいです。



 一応、コンテストに応募した作品はこちらです。


 https://kakuyomu.jp/works/1177354054886496597


 とりあえず、スピンオフでコンテスト出すのはあかんだろ、基本だろって自分に言い聞かせときます。


 2018年9月20日


 追記:

 そんなわけで、私のメンタルのグズグズさと伸びしろの少なさがよくでたノートになります。

 いいもん、別にプロをめざしてるわけじゃないもん、自分が面白いものが書けたらいいなっていう趣味の小説書きだもん……ってつい殻にこもっちゃうところが自分で自覚できる欠点のなかでも特にダメなとこですね。


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