第5話 バブル期ではなかった

 時間がかかっても不細工でも今の連載作を最後まで書くと決めたものの、やっぱり上手く話が進められず半泣きでおります。

 本当にどうしたものか……。



 気晴らしを兼ねて雑談など。


 荻野目洋子の「ダンシングヒーロー」に合わせて踊る某ダンス部の皆さんのパフォーマンスが去年から話題を呼んでいましたね。


 今カラオケに行ったら確実に「ダンシングヒーロー」を歌うだろうな、とか、昔バブルネタを演出するときにかかるBGMは石井明美の「CHA-CHA-CHA」が多かった筈なのにすっかりとってかわられたな、と思うことが多いブームです。


 そこまではいいのですが、どうしても気になって気になってとまらないことが……。



 バブル期の象徴としてふわふわの羽根飾りのついた扇子をもって踊るお姉さんがイメージされるけれど、あのジュリアナ東京なダンスが流行っていたのってバブル弾け切った頃では? 就職氷河期が始まったり、Jリーグが始まったり、野島伸司のドラマがブームになっていた頃では……?


 扇子もって踊っているお姉さんのドレスも、もっと煽情的と言いますか、率直に言ってエロかった記憶があります(ちょうどグラビアアイドルのブームも起きていたころだったような)。



 今、バブル期をイメージしたPVで、ソバージュにオヤジギャルスタイルのスーツのお姉さんが扇子もって踊っている姿を見てしまうとどうしても「ちーがーうー」と言いたくてたまらなくなります。


 ああいう映像業界は、ディスコやらクラブで遊んでいた人たちがたくさん働いていそうな場所なのにどうしてああいう間違いをやらかすのか? 敢えてか? 敢えてなのか? と、もどかしくなる日々です。


2018年1月16日

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