第4話 1ページ目

そのノートの隠し場所は机の鍵付きの引き出しの奥底だった。


他の隠し場所は思いつかなかった。


僕は部屋に戻り、

ノートを戻そうと引き出しを見ると、

その簡易的な引き出しの鍵は乱雑に壊されてしまっていた。


引き出しを引くと、

そこに入っていた、

小さい時に父とのキャンプで使ったことのあるサバイバルナイフが


ごとり


と音を立てた。

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