第71話 英雄たちはダンスホールで

 





 アンリエットは、自室で書類整理に没頭していた。

 将軍という地位に立っている以上は仕方のないことだが、ここ最近は特に仕事の量が多く、正直言って手が追いついていない。

 王都の復興に、新王・・の補佐、処刑される・・・・・枢機卿や大臣たちからの業務の引き継ぎ、そして第二次人魔戦争・・・・・・・に向けての準備。

 その他にも、人質の扱いや教会騎士団との交渉――などなど、問題は山積みだ。


「ふぅ……」


 手を止めた彼女は、背もたれに体を預けて、大きくため息を吐いた。

 一人のときでも滅多に見れない、非常に珍しい姿だ。

 それほどまでに、一連の騒動によってアンリエットにかかった負担は膨大だったのである。


「だが……ようやく愛すべき人類が、王国を取り戻した」


 将軍は一人、勝利に酔う。

 疲労はあるが、辛いとは思わない。

 悲願だった。

 王国は随分昔から、オリジンなどという得体の知れない化物に乗っ取られていた。

 機能のうち大部分を封印されたオリジンには、人間全てに囁くだけの力は無かった。

 だが、ごく一部の人間にターゲットを絞ることで、幼い頃から少しずつ、その心を蝕んでいったのである。


 アンリエットは人類を愛している。

 それは彼女の才能から来る、ある種の自己愛であり、そして器の広さでもあった。

 ゆえに彼女は、“王国は人類のものではない”という現実を知ったときから、いつか“お告げ”に洗脳された人間を駆逐したいと願っていたのだ。

 それがようやく、サトゥーキと手を組むことで叶った。

 犠牲は多く、そして未だにキマイラなどという得体の知れない力に頼らなければならないのは癪だったが――


「あれが道具・・だと言い張るのなら、受け入れるしかあるまい」


 横目で窓の外を眺める。

 半壊した王都の町並みに、復興のために必死で働く人々。

 しかし今日に限っては、人の姿はまばらだった。

 なぜなら、外では一大イベントが行われているからだ。

 意識を外に向けていると、コンコン、と誰かが入り口のドアをノックする。


「お姉様、おられますか?」


 来訪者はオティーリエのようだ。


「ああ、いるよ」


 優しい声でアンリエットが返事をすると、すぐに扉が開いた。

 そして部屋に入ってくる、とろけるような笑みを浮かべたオティーリエ。

 彼女はご機嫌にツインテールを揺らして、アンリエットに歩み寄った。


「んふふふ、お姉様は今日もお美しいですわ」


 彼女は発情した表情で顔を近づける。


「ありがとうオティーリエ、だが顔を合わせるたびに言われてるような気がするな。それで用件は?」


 だがアンリエットは歯牙にもかけない。

 軽く受け流すと、社交辞令をすっ飛ばして本題に入った。

 オティーリエは「ドライなお姉様も素敵ですわ」と頬を赤らめながらも、素直に用件を告げる。


「フラム・アプリコットが目を覚ましましたわ」


 それを聞いて、アンリエットはほっと胸をなでおろす。

 もしかしたら二度と目を覚まさないかもしれない、そんな不安があったからだ。

 確かに理屈では、人体に干渉する虐殺規則ジェノサイドアーツなら可能ではあるが――


「そうか、ようやくか……さすがに彼女が死ぬのはさすがに気分が悪い、安心したよ」

「お姉様に限って失敗などするはずがありません」

「誰だって初めての挑戦は緊張するものだ、特に脳はデリケートだからな」


 王国一の使い手がここまで言うほどなのだ、どれだけサトゥーキからの依頼が無茶だったか、想像は容易であった。


「ですがお姉様、一つだけ気になることがありまして……あのフラムという少女、私にヘアピンのことを聞いてきたのです」

「処置は不完全だった、ということだな」

「いえ、ですが彼女が抱いたのは違和感程度のものでッ!」

「ははっ、この程度で涙を浮かべるほど落ち込むやつがいるか。ぶっつけ本番だ、私もその程度は仕方ないと考えている」


 悔しくないと言えば嘘になるが、次に試したときに成功したらいいだけだ。

 もっとも――“脳に血液を流し込んで記憶を遮断する”などと、そのような小細工はアンリエットの好みではない。

 習得したところで、再度使用するかどうかは微妙なところだ。


「しかしヘアピンか、確か彼女から回収した装備の中に混ざっていたな」

「特にエンチャントは付いていなかったはずですわ」

「つまり、それだけ思い入れのある品だということだろう」


 お世辞にも出来がいいと言えるものではなかった。

 その道のプロ――例えば副将軍ヘルマンあたりに見せれば、“配置が滅茶苦茶で波長が乱れている、良い出来とは言えない”と酷評しただろう。

 だからこそ手作りの温かみに溢れている、と言われれば否定はしないだろうが。


「キリル・スウィーチカの対策とエキドナからの希望を受けての処置ということだったが、あまりいい気分ではないな」

「装備さえ奪ってしまえばただの少女、お姉様が気にかけるほどの存在ではありません」

「かもしれん、だが私は彼女に敬意を抱いている」

「……なぜ、そのようなものを?」


 オティーリエは無感情な声で問いかけた。

 表情や瞳からも温度が失せ、部屋の空気が凍りつく。

 しかし、アンリエットは全く動じていない様子で話を続けた。


「それが誰の手のひらの上だったとしても、命を懸けて人を救おうとした事実は変わらん。一人の戦士として戦い抜いた彼女を敬うのは、武人として当然の行いだ」


 アンリエットは真っ直ぐにオティーリエの目を見ながら言い切る。

 アンリエットをお姉様と慕い、幼い頃からその背中を追いかけ、部屋を完全にコピーし、彼女の使い古した衣服に包まれながら毎晩寝るオティーリエは、その瞳に逆らうことが出来ない。

 崇高なるお姉様がフラム・アプリコットなどという虫けらに興味を示したのは非常に不快ではあったが、何より尊重すべきはその意志。

 それを否定してはならない、とオティーリエは憎悪をぐっと飲み込んだ。


「ところで、オティーリエは祭り・・には参加しないのだな」

「祭り……?」


 アンリエットは。先ほどとは別の窓の外に目を向けた。


「ああ、例の処刑ですわね」


 広場に用意されたステージの上に、巨大なギロチンが設置されている。

 その周囲には人だかりができており、一種の祭りのような様相を呈していた。


「そんなものより、わたくしはお姉様のお顔を拝見している方が何万倍も何億倍も幸福ですわ」

「はは、比べられて嬉しいものではないな」

「あら、わたくしとしたことが」

「だが気持ちはよくわかる、私も――罪の無い人間の死など見たくはない」


 アンリエットは心の底から憂う。

 人類を愛するがゆえに、サトゥーキと同じ道を選んだ。

 だが人類を愛するがゆえに、望みのために簡単に他者を蹴落とすサトゥーキの思想を完全に受け入れることはできない。

 もっともそれを本人が聞いた所で、“だからこそお前だったんだ”と不敵に笑いそうではあるが。




 ◇◇◇




 熱狂する人々の群れを、ガディオとライナスはステージの上から見下ろす。

 処刑を見て楽しむ趣味は無かったが、人質を取られた身としては“参加しろ”と言われて逆らうことはできない。

 と言っても、何も罪人の首を落とせと言われているわけではない。

 サトゥーキはきっちり報酬も支払うと言っている、与えられた仕事としては楽な方だろう。


「すげえ盛況っぷりだなおい」


 ライナスはひしめく人々を見て、呆れ気味に言った。


「それだけ民衆が、責任を押し付けられる悪人を求めているということだろう」


 マザーとの戦いからすでに一週間が経過している。

 つまりそれは、ガディオたちが人質を取られ、サトゥーキの言いなりになってから六日が経ったということだ。


 あの日、国王と教皇は、未曾有の災害に見舞われた王都の人々を集めて演説を行った。

 そして二人はその途中で体調を崩し、仕込まれた・・・・・オリジンコアによって、螺旋の怪物となった。

 チルドレンの襲撃以上の混乱に見舞われる王都だったが、そこに颯爽と現れたのがキリル率いる勇者と英雄である。

 彼女たちは怪物を撃破し、すかさずサトゥーキが登場、全ての真相・・・・・を明らかにした。


『王や教皇は、魔族の手によって化物に変えられていたのだ! 王都を破壊した怪物もそうだ、全ては魔族が仕組んだ策略である!』


 無論、それは彼にとってあまりに都合の良すぎるであるが、王国の人間にとって魔族とは悪である。

 また、疲弊した人々は、自分たちの心を勇気づけてくれる英雄譚的な物語を望んでいた。

 互いの利害は一致しているのだ。

 さらにサトゥーキは語る。


『私は勇者や英雄と手を組んで、秘密裏に化物たちと戦ってきた』

『化物から生まれた王子や王と交わった王妃もまた、穢れた血を引く者である』

『つまり残念なことに、正統なる血を引く嫡男はすでに存在しない。だが安心して欲しい、先代王の血を引く人間は現王以外にも存在していたのだ!』


 無茶で強引な話の流れに、今まで幾度となく民衆の命を救ってきた英雄たちの存在が信じるに値する価値を持たせた。

 その出来事を境に、まずはサトゥーキが教皇に就任。

 絶大な権力を握ると、早々に王子と王妃を捕らえてしまう。

 翌日、二人は処刑され、そしてスロウ・ウラッドネス改め、スロウ・カロウルが新たな王として即位。

 さらには災害の被害に対する救済措置として、一時的な減税と、さらには一部の認可した商人にのみではあるものの、薬草の流通を解禁した。

 怪我人が多く、王都では回復魔法の使い手が不足していた。

 そんな中での薬草の解禁に状況改善を期待する人間は多く、一部の抵抗感を持つ妄信的なオリジン教の信者を除いて、人々はその政策を好意的に受け入れた。


 それでもなお、サトゥーキの躍動は止まらない。

 彼は驚くべきことに、キマイラの存在を堂々と明らかにしたのである。

 そして、まずは初期段階として、飛竜型二体、獅子型十体、人狼型三十体を、瓦礫の撤去や救出作業に導入することを発表した。

 “元は化物に対抗するための力だった”と誤魔化してはいたものの、明らかに異様なモンスターが王都を闊歩する姿に、多くの人間が恐怖し――一週間足らずで手のひらを返した。

 あまりにキマイラは有用すぎたのだ。

 導入以前と以後で作業効率に数十倍の差が生じ、そのおかげで救われた人間の命は十や二十では足りないほどである。


 今では、キマイラが町で作業をしていても、怯える人間はほぼいない。

 時折、無邪気に手を振る子供の姿すら見かける。

 異常が正常として受け入れられていく。

 あれほど恐れたチルドレンと中身は同じだというのに、何も知らずにキマイラは便利な道具として認識されていく。

 それを最も不愉快だと感じているのは――間違いなく、ガディオだろう。

 彼は今も瓦礫の上で活動している飛竜型を、知らず知らずのうちに鬼のような形相で睨みつけていた。


「おいガディオ、その顔はまずいって」


 英雄のファン・・・が、彼らの行動を逐一監視している。

 下手な行動は慎まなければならない。


「……すまん」

「謝る必要はない、その気持ちはよくわかるからな」


 最愛の人を、親友を、仲間を殺した化物が、“善”として許容されている。

 許せるものではない。

 ティアの無念を晴らすためには、あの異形どもやエキドナを殺し潰す以外に方法は無いのだ。


「いずれ、必ず滅ぼしてみせる」

「そんときゃ俺も付き合うよ……っと、騎士団長様が近づいてきやがった」


 横に並んで話す二人に、白いプレートアーマーを纏った男性が二人、歩み寄ってくる。

 ヒューグ・パニャン、オリジン教会騎士団団長である。

 彼に付き添っている髭を生やした悪人面の男は、副団長であるジャック・マーレイだ。


「知ってるか? あいつサトゥーキの息子らしいぞ」

「聞いたことはある。愛人の子で、数年前までは遊び回っていたそうだな」

「ああ、婦女暴行で何度も捕まったことがあるらしい。ま、当の本人はその存在すら知らなかったらしいがな」

「どういうことだ?」

「勝手に生んでたんだよ。昔はサトゥーキ様もやんちゃだったらしいからな」


 ある意味で、ヒューグとサトゥーキは似ているのかもしれない。

 もっとも、サトゥーキの方は違法な手段を使ってまで女を抱こうとはしなかったが。


「それがどういうわけか、いきなり心を入れ替えて、今じゃ騎士団長だ」


 彼に何が起きたのか、知るものは本人以外に誰もいない。

 だが、剣の腕が確かであることは、ライナスもガディオも知っていた。

 立ち止まったヒューグは、ピンと背筋を伸ばして二人と向き合った。


「お初にお目にかかります! 私はヒューグ・パニャン、醜く汚れた魂でありながら、騎士団長の任に就いた恥知らずでありますッ!」

「は、はぁ……」


 いきなりぶっ飛んだ挨拶だ。

 ライナスはドン引き、ガディオも唖然としている。


「ああぁ、私のようなゴミクズが、ライナス・レディアンツ様やガディオ・ラスカット様のような高次元の存在と同じ空気を吸うことを許可されるとは、この上なき幸せ!」


 ヒューグは感激した様子で、ライナスとガディオの手を続けて握る。

 その目には涙が浮かんでおり、その言葉が社交辞令などではないことが伺える。


「そうは言うが、あなたの役目は我々の監視だろう?」

「私にそのような権利はございません、ただ見ているだけでも恐れ多いと言うのに! こうして言葉を交わすことも本来ならば許されないこと、ガディオ様の寛大なお心に感謝の極みッ!」


 挑発したつもりのガディオだったが、ヒューグには全く通用していない。

 嘘をついている様子もなく――おそらくは、サトゥーキあたりに“監視しろ”と命令されたが、“恐れ多いので私には見ていることしかできない”とでも返したのだろう。


「本来ならば聡明なるお二人とより多くの言葉を交わし、汚物以下の価値しかない私という人格を少しでも高みへ導いていただくべきなのでしょうが、あいにく今の私には時間が無い。立ち去ることしかできない私をどうかお許しくださいッ!」


 言うだけ言って、ヒューグは立ち去っていく。


「ああぁぁぁ、うわああぁぁぁあああ……っ!」


 なぜか泣き声を響かせながら離れていく彼の後ろ姿を、二人は呆然と見送った。

 付き添う副団長ジャックは、退屈そうに頭をかきながらあくびをしている。


「……なんか、すげえやつだったな」

「不気味な男だ」


 あの・・オリジン教会で騎士団長をしているのだ、まともな人間ではないだろう。

 しばし背中を睨みつけていたガディオだったが、「ふぅ」と軽く息を吐いて、表情を緩め再び民衆の方に視線を戻した。

 じきに処刑が始まる。

 観客の数は増える一方だ。

 無数に並ぶ顔を軽く眺めていたライナスは、その中に見知った顔があることに気づいた。


「なあガディオ、あれ……」

「どうした」


 ガディオも同じ場所を見ると、その存在に気づく。

 そして見られていることに彼も気づいたようで、一瞬だけ目が合うと、リーチは逃げるように立ち去っていった。




 ◇◇◇




 どくん、と心臓が跳ねる。

 視線が合ってしまった。

 気まずいなんてもんじゃない、どの面を下げてここに来たのか――殺されたっておかしくない自分が。

 自責の念に耐えきれなくなったリーチは、そそくさと処刑会場前を立ち去った。


 暗い表情で壊れた街並みを歩くリーチ。

 その顔からは、以前あった“自信”が完全に喪失している。

 彼はフラムたちを裏切った。

 脱出の手配をしている時点で、すでにサトゥーキから目をつけられていた。

 すでにいつでも妻を襲える場所にキマイラを配置している、と脅された。

 そして彼自身も、違法薬物使用の罪で裁くことができると言われ、追い詰められていた。

 リーチにはわかる。

 逆らえば、サトゥーキという人間は必ず実行するだろう。


「だから、そうするしかなかったんだ……」


 言い訳がましく呟いて、唇を噛む。

 惨めだった。

 どんな苦境に立たされても、人道を踏み外すような真似だけはしたくない、そう思っていたはずなのに。

 リーチはサトゥーキの要求を飲んだ。

 結果、ミルキット、インク、ケレイナ、ハロムの四名が人質となり、身動きの取れなくなったフラムたちは彼に従うしか無くなってしまった。

 そして、マンキャシー商店は独占的に薬草を取り扱う権利を得た。

 きっと会社は今以上に裕福に、大きくなっていくだろう。

 正しい選択だった。

 それ以外に選べる道なんてなかった。

 だが――その代償として、リーチは大事な何かを失ってしまった。


 無心で歩いていると、いつの間にか東区の屋敷の前に到着していた。

 門番の兵が「おかえりなさいませ」と頭を下げ、門が開く。

 長い庭を抜け、大きな玄関ドアを開き、広いエントランスを見上げる。

 全ては彼の努力で築き上げてきたものだが、今はなぜか、無性に虚しく思える。

 立ち尽くし、ぼーっと天井を見つめる彼に、一人の女性が近づいた。


「おかえりなさい、あなた」


 リーチの妻、フォイエ・マンキャシーである。

 彼女は長い髪を揺らしながら彼に近づくと、何も言わずに優しく抱きしめた。


「フォイエ……」

「あなた、今にも壊れそうな顔をしているんだもの、抱きしめずにはいられなかったわ」

「不甲斐ない夫ですまない」

「何を言っているのよ。私がこうしてここに立てているのは、あなたが頑張ってくれたおかげじゃない」


 妻はリーチを責めない。

 優しいが、それはとても残酷なことだ。

 フォイエの体温に包まれながら、彼は目を閉じて、数日前のことを思い出す。


『見損なった、兄さんは絶対にそんなことしないと思ってたのに……最っ低、兄さんなんて死んじゃえ!』


 ウェルシーはそう言って、屋敷を飛び出したきり戻ってきていない。

 行方を捜させているが、まだ見つかったという報告は受けていなかった。

 どうしようもなかった。

 しかし、ウェルシーの言葉にも反論できない。


「どうして……こんなことになってしまったんだ……」

「考えたって仕方ないわ。過去には戻れないんだから、未来のことを考えるしかないの」

「未来……か」

「そう。あなたが正しいと思うことを続けていれば、きっとまた、ウェルシーちゃんも戻ってきてくれるわよ」


 すっかりサトゥーキに取り込まれてしまった自分に、一体何ができると言うのか。

 与えられる温もりとは裏腹に、リーチの気持ちはどこまでも落ち込んでいった。




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