ついた嘘の責任の取り方


勇者が救ったあとの世界のお話。
たった一匹だけ生き残ったドラゴンに偶然出くわしてしまった少年は、死にたくない一心で嘘をつく。
一緒に過ごすうちにその嘘が少年の心を締め付けて……。

短いお話のなかで、少年とドラゴンの関係性が深まっていくことと、それに伴い少年が自分の嘘に悩まされていく流れがとても楽しく読めました。

それはともかく、心を決めた少年の行動、というか言動……。きみもある意味で勇者というか、直球すぎまっせ……!