第2話 見たことも無い世界に着陸?――

んっ。こ、此処は――――――――



目に見えるもの全て白。

白、シロ、しろ、純白の白――

「あれー?やっと起きた?うんうん。

ごめんねー。驚いたでしょ?突然死んで、突然変な所に来たりして。」

黒いものが現れた。


彼?彼女?分からない。だが、黒いものが来た途端場所が変わった。


「見えるかい?君が消えた後の世界だよ。

あらら、これは駄目だね。あぁ。」

内容はこうだった。葬儀をあげた後、彼女が僕が消えた場所に来てそこで命を絶った。

それを知った彼女に片想いをしていた誰かが同じように命を絶つ。

命を絶った誰に恋をしていた誰かが命を落とす。


その繰り返しの映像を見せられた。


「君は、自分でいい事をしたと思っている様だがその考えは間違っている。君はまだ、死ぬ時間では無かったんだよ。だからね、君は違う場所で生きてて欲しい。」


彼女は亡くなってしまったのか。彼女は!!彼女はどうなっんだ!?

「彼女かい?彼女は先に転生したよ。だから、君も早くあの扉を開いてよ。そして―― いや、何でもない。」


最後に何かを言いかけていたが開けた扉に吸い込まれてしまった。


パァァァっ――


「うわぁわぁああっ!!待って空から落ちるか普通!!」

着地した、所は不思議な所だった。

触手が生えている人、人の様な動物。染めたかのような髪色。

!?僕の髪の色が、銀色に変わっている。凄い。


兎に角、人に合って聞いてみよう。




黒いものの最後に言いかけていた言葉其れは

『僕は神でも何でもない。ただの忌々しい悪魔だよ。』

その言葉だった。

「あっ。忘れてた。不死の力をあげたこと。まぁ、昏の影の中に居るからそこで言えば良いか。」

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黄昏の扉 邪答院つるる @Keitouin

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