ある日、主人公は「被害者」になっていた。しかも、「加害者」が主人公を「被害者」だと語っているらしい。 そして物語は、会話劇になる。その会話の中で一言ずつ明らかになっていく血縁関係と、親族関係。そして、犯罪。 果たして、「加害者」は加害者なのか? 本当の被害者は誰? 是非、御一読下さい。
最初のシーンでの刑事さんの言葉で興味がとてもわきました。話が進んでいくと、理解と同時に驚きがありました。短く、謎が明確なのでとても読みやすかったです。