No.5
そんなあなたももうすぐ父親ですね。
十月十日ですから、あと数ヶ月ですね。
あなたはどんな父親になるでしょうか。
きっと、素敵なパパになるんでしょうね。
温かい家庭を築くことでしょう。
大変なこともたくさんあると思います。
ですが、あなたなら大丈夫です。
つらいときには周りを見回してください。
あなたが私に手を差し伸べてくれたように、必ずあなたを助けれてくれる人がいます。
どうかその人達に頼ってください。
相談してください。
そうやって、大切な人達とそして家族と、ともに乗り越えていってください。
あなたのその姿を間近に見られないことが、とても悲しいです。
私には想像しかできません。
密かに遠くから、あなたの幸福を祈ることしかできません。
けれど、あなたが笑顔でいられること。
幸せを感じていられること。
ひとりぼっちだと感じないこと。
それを心から願っています。
私は最愛の人を奪われた、という形にはなりますが、こころの何処かではいつもあなたの奥さんの幸せを願っています。
嘘ではありません。
なんて書いてしまうと、嘘っぽくなってしまうのですが、本当です。
あなたといられる彼女は幸せものだと思います。
捻くれ者の私でもこんなに大切にしてくれて、幸福にしてくれたあなたなら、彼女ときっともっと素敵な世界を作り出せると思います。
あなたと出会えて、あなたを好きになれて幸せでした。
私には勿体無いくらい、けれど私が愛したのはただあなた一人だけです。
きっとこれから私がどんなに恋を重ねようとも、この気持ちが変わることはないでしょう。
たくさんたくさんまだ書きたいことはあるけれど、これ以上書いても似たようなことを書き連ねるだけになってしまうと思います。
もうすでにありがとうと幸せでした、の繰り返しになっている気がします。
だから最後に。
愛してる。
ずっと。
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