エンディングフェイズ:シーン5「そして帰る先は」
GM:バスツアーから戻ってきて、あなたはまた元通りの日常に戻ってきました。
藤乃:(マップにあやめのアイコンが出る)あやめちゃあああああん。
昼休みとかですかね、お饅頭ばらまきます。
GM:高校に通って……という感じでしょうねー。クラスメイトは早速食べたりする子もいますねw
あやめちゃんは、ツアーに行けなかったことを謝ってますね。
あやめ:「ごめんね! あたし、急にあの日予定が入っちゃって……バスツアー、どうだった?」
藤乃:「いいっていいって! ツアーは、うん、楽しかったよ」
あやめ:「そっか! お土産もありがとう!」
GM:と、もみじ饅頭をもらって喜んでます。
藤乃:「どういたしまして。人気のお菓子だっていうし、美味しいと思う」 あやめ:「あ! そういえばね。あのバスツアーの紅葉谷、雑誌に載ってたんだよ!」
GM:と、鞄の中から雑誌を取り出します。
藤乃:「え?」雑誌ぃーとなー?
GM:「特集 秋の観光巡りのコーナー! 今回紹介するのはこちらの紅葉谷。見事に紅葉して美しいですね!」という見出しで、紅葉谷の写真が載っています。
藤乃:(あ……)見ましょう見ましょう。
GM:この間参加したツアーの特集ですね。結局見ることが出来なかった紅葉谷ですが、その光景は赤く染まって美しいものです。
その後、とあるバスツアーに起きた悲劇は、結局世間に公開されることはありませんでした。あれだけのことがあったというのに、UGNがあの手この手で皆の記憶から消したようです。
藤乃:さっすがUGNー。
(きれい……。そっか、この景色、私が頑張ったから、守れたのかな)
GM:その通りです。あなたが守った紅葉谷は、今も美しく、赤く色づいています。
そして雑誌のコーナーの中で、おすすめポイント!みたいな見出しがあるのですが、そこで紹介をしているのが、この前のバスガイドの吉野でした。
明るく、人好きのする笑顔でツアーの魅力を紹介しています。
藤乃:「あ、この人! この前のガイドさんだったんだよ」
思わずあやめに言います。
あやめ:「へえ、そうだったんだあ! 美人さんだねー」
藤乃:「でしょでしょ! でもかわいいところもあるの。今度は一緒に行きたいね」
あやめ:「藤乃ちゃんがツアーを楽しんでたのが伝わってくるよー! うん、今度は一緒に行こうね!」
GM:そうして楽しく談笑しながら、昼休みは過ぎていくのでした。
これからも、美しい紅葉谷を見るために、ツアーの客が途絶えることはないでしょう。……という感じで大丈夫ですかね?
藤乃:はい! 大丈夫です!
GM:ありがとうございます! 以上で全てのシーンが終了となります。
「秋の観光バスツアー」、これにて終了でございます。お疲れさまでしたー!
藤乃:はーい! お疲れ様でしたー!!!
ありがとうございます、楽しかったです!
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