第14話

「何故、 暴君のところへ」

リディさんが答えた。

「お前の記憶を取り戻す確率が高いからだ。」

暴君が⁉︎仲、良かったの?

リディさんは話を続ける。

「サムと暴君は仲がいい。幼馴染だ。噂によると暴君はサムの話を聞いて記憶を取り戻したとか。サムもそうなるかと・・・」

勝手な。確かに確率としては高いが、暴君に。そう思っていると最後の山を越え終わった。

「ヒロキ、見えたぞ。あの村が暴君の住処だ」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る