第13話

パカパカパカパカ・・・

馬で、旅をする。行く前に、ニーナさんからスパルタレッスンを前日に行い取得した。コースは山道。馬が、便利だ。しかし真夏の炎天下の中、長時間いるのはきつい。

「ニーナさん、次の行くところってだのくらいで着きますか?」

僕は耐えきれなくなり聞いた。

「なぁに、あと一つ山を越えたらだ。早いだろ」

ニーナさん、ではなくリディさんが答える。

嘘だろ、何が早いだろ、だ。今まで何この山越えてきたんだと思っているんだ。2山だぞ、2山!ふざけんな!

そう思っていると

「何をイラついている。イラついても何にもならないぞ」

リディさんが言う。確かにそうだ。次、何処へ行くか聞いていない。聞くことにした。

「次は何処へ行くのですか?」

リディさんではなくニーナさんが答えた。

「例の暴君、」

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