第8話

 小さな噴水のそばにパラソルを広げ、綺麗に刈り整えられた芝の上に座りながら、侍女長は焼きたての林檎パイにナイフを入れた。


「カンリニンさまは、すっかり女官たちと仲良くなりましたね」

「ええ、仰るとおりですエレーナ姫さま。それにしてもここは辺境の森の中なのに、なんて豊かで満ち足りた場所なのでしょう」


 外の世界は雲が重たく垂れこめ、冷たい風が吹いていた。

 しかし妖精森は夏のように少し蒸し暑く、花が咲き果樹の実がたわわに生っている。

 城を追われ、屋根のある場所で寝られれば充分だと思っていたのに、小さな魔女が魔法のように夏別荘を作り替え、快適な住み心地だ。

 美しい絵柄の異国の服は着心地が良く、知らぬ間に台所に食べ物が届けられ、エレーナ姫一行は衣食住全て満たされていた。

 

「母さま、オヤカタは凄い。僕の部屋にはオヤカタの守護獣がいるぞ」 


 ルーファス王子は興奮した様子で、熱々の柘榴林檎パイをほおばりながら母親に話す。

 彼女は微笑みながらうなずいた。

 始祖の妖精族の血が濃いエレーナ姫と侍女長も、守護獣の気配を感じ取ることができる。


「でもルーファス、守護獣さまはお部屋から出たい様子。寂しそうに窓の外を眺めています」


 小さな噴水の真向かいから、夏別荘の子供部屋の窓が見える。

 部屋のカーテンが激しくはためき、夏の日差しの下で半透明に浮かび上がる黄金の獅子は、前足を窓枠にかけた外の景色を物珍しそうに眺めていた。





 それから数日間、天気に恵まれたおかげで別荘の修繕はほぼ完了した。

 庭の片隅に置かれたままのブロックとレンガを眺めながら、カナは手にした大きなシャベルを天に掲げる。


「日曜日は仕事を休もうかと思ったけど、ダメ、我慢できない!! 明日からワタシのDIY趣味に取り組むわ。この妖精森に、夢にまで見たMYピザ釜を作るのよ」


 ***


 低く垂れ込めた灰色の雨雲は、時々大粒の雹を降らした。

 やがて雨は雪となり、沼と化した大地に降り続ける。

 妖精森での数日は、外の世界では一月以上の時間が経過していた。


「この妖精森を取り囲み、すでに一月以上が過ぎた。籠城しているエレーナ姫や王子や家来たちは、森の中で寒さに凍え飢えているだろう。もうすぐ我々に助けを求め森から出てくるはずだ」


 辺境の領主である痩せた男は、沼に囲まれた妖精森への唯一の出入り口である細い道の上に、家臣たちと居座っていた。


「しかし領主さま。村に留まる宰相の軍に、冬の備蓄食糧まで提出させられました妖精森を焼き払おうと貴重な油を撒いたせいで、村人はもはや暖をとる事もできません。いつまでエレーナ姫親子が森から出てくるのを待てばいいのですか」


 クーデターを起こした宰相は、エレーナ姫とルーファス王子を捕らえるために、辺境に大軍を送り込んできた。

 辺境の村人たちは軍に食料を提供するように指示されたが、土地が痩せてろくに収穫もない村の備蓄はすぐ底をつき、一部の軍は略奪を始めている。


「そんな事少しは我慢しろ。姫と王子を捕らえれば、金も食料も十倍にして返してやる!!」 


 ***


 今日の妖精森は快晴。

 都心では過去三十年で一番の猛暑日を記録したが、田舎の避暑地にある妖精森は少し汗ばむ程度の暑さで、木々の間から涼しいそよ風が吹けばクーラーや扇風機も必要としない。

 そんな穏やかな別荘地で、やたらと鼻息荒く勇む小柄な娘が一人。


「今日は絶好のピザ石釜造り日和、練ったセメントの乾きも速い。アシュさん、広場の右端の地面を平たくならして、午前中に石釜の土台を作りましょう」


 料理なら夏別荘のキッチンで充分できるのに、わざわざ外に石窯を作るのは完全にカナのDIY趣味だ。

 カナは自分の趣味に他人を巻き込み、特に力仕事で男性陣をこき使う気満々でいる。


「カナさま、地面をならした後は図面通りに四角い石を並べればいいのですね。セメントという粉末に砂と水を加えて混ぜれば硬い石に変化するとは、なんて不思議な魔法でしょう」


 DIY作業を通してすっかり打ちとけた女騎士アシュは、カナを名前で呼ぶようになっていた。

 ガサツな他のメンバーにカナが指示を出すよりも、仲間であるアシュを現場監督を頼んだ方が仕事はスムーズだ。


「オヤカタ、今日は何を作るんだ? 僕にも手伝える事はないか」


 木陰のベンチでメイド長に本を読んでもらっていたルーファス王子は、広場の隅で作業を始めたカナたちを見つけると、満面の笑みを浮かべながら駆け寄ってくる。

 妖精森にきた当初、厳しい逃亡生活で青白い顔をした王子は、毎日森の中を駆け回り。少し日に焼けて子供らしい明るい表情を取り戻していた。


「うーん、ブロック一個十キロあるから、王子に運ばせたら危ないよね。それより妖精森の入り口に置いてある、石釜用の資材と鉄板を運ぼうか」

「カンリニンさま、妖精森の入り口に王子を連れて行くのは危険です。敵がすぐ側に潜んでいるかもしれない。前のように台車に資材を乗せて運べばいいのですね。俺が資材を運んできます」


 カナに声をかけてきたのは、二メートル近い長身で筋骨隆々な肉体を持つ、蒼臣国第一近衛団隊長ウィリスだった。

 彼は人並みはなれた怪力の持ち主だが、簡単にモノを壊してしまう。

 そのせいで彼一人だけリフォーム作業から外され、もっぱら妖精森の見回り警備の仕事だけで退屈していた。

 張り切る隊長の様子に、カナとルーファス王子は互いに顔を見合わせる。

 彼に運ばせれば、確実に資材を壊すのは目に見えている。


「それならワタシは自転車で先に行って資材の準備をするので、隊長さんは王子と一緒に運搬用台車を森の入り口まで運んできて下さい。」

「えっ、僕はオヤカタの鉄と車輪の魔物(自転車)の後ろに乗りたい!! ウィリスと一緒は嫌だ」

「ええーっ、それはひどいです。ルーファス王子さま」


 前にカナが乗っていた自転車は、隊長とぶつかった時にハンドルが取れチェーンが切れ、修理に時間がかかるといわれた。

 妖精森で自転車が無くては不便なので、カナは仕方なくバイト代をつぎ込んで、細いフレームに洒落たデザインの白い自転車に買い換えた。


「そういえば、王子は自転車に乗れなかったよね。ワタシの後ろに乗るのもいいけど、自分で自転車に乗る練習をした方がいい」

「オヤカタ、僕でも鉄と車輪の魔物(自転車)に騎乗できるのか?」

「大丈夫、王子は運動神経良さそうだし、練習すれば自転車に乗れるようになるよ。オジさんの店に補助輪付き中古自転車があったから、それで練習しようか」


 ルーファス王子の国は車や自転車がなく、今でも馬が輸送手段だと聞いた。

 そしてオモチャのゼンマイ車に夢中の少年が、自転車に興味を示さないはずはない。


「鉄と車輪の魔物(自転車)を王子が使役するなんて危険すぎます!! それなら俺が代わりに魔物を使役しましょう」

「いやっ、やめて。重量オーバーで自転車が潰れちゃう」


 なんと隊長もカナの自転車に興味を示し、二メートル近いガチムチ男が細いフレームの自転車に乗ろうとする。

 隊長を必死になって止めるカナを見て、ルーファス王子の叱咤が飛ぶ。


「ウィリス、お前は骨と車輪の魔物(自転車)を二匹もダメにするつもりか!! 貴様は魔物に触れることを禁じる」


 こうしてカナはピザ石釜作り、小さな王子は自転車に乗る練習が、同時進行で行われることになった。

 ちなみに資材運びはいつものお約束で、隊長が鉄板を下に落とし少しゆがんだ状態になった。

 プロックを積んだ土台ができあがり、次は耐火煉瓦と石版を積み重ねる作業に入る。


「アシュさん、濡らした煉瓦を図面通りに並べて下さい。一段目の煉瓦を並べたらセメントを塗ってコテでならし、その上に二段目の煉瓦を重ねます。四段重ねた上に石版を載せて下さい」


 煉瓦とブロックで作る簡単なピザ石窯作り。

 カナから図面の説明を聞いたアシュは、仲間を指導して作業に取りかかる。

 最初資材を乱暴に扱っていた彼らも、この一週間でずいぶんと仕事が丁寧になった。


「カンリニンさま、重い煉瓦は我々が運びます。俺はこの石窯作りを覚えて、故郷で同じモノをこしらえたいのです」


 作業を手伝っていた護衛のひとりがそう話すと、カナの持つ煉瓦を受け取った。

 シンプルな作りの石窯は、材料さえそろえば一日で制作できる。

 彼らが無事国に帰れば、同じモノを作ることができるだろう。

 といっても最初に壊されたブロック資材を補充して、作業の手伝いというか邪魔をする隊長がめんどうだったり、なんやかんやと大がかりな作業になった。

 ルーファス王子は、雑貨屋のリサイクルコーナーから持ってきた補助輪付自転車に乗って、カナたちが石窯作りをしている広場の周囲を走っている。

 運動神経の良い少年は、数回ブレーキの使い方を教わるとあっという間に自転車を乗りこなした。


「オヤカタ、坂道は踏み台に立ち上がって回せば前に進む。僕はこの鉄の車輪の魔物(自転車)を、簡単に使役できたぞ」

「凄いよ王子。ブレーキを使うタイミングもばっちりだし、バランスよく自転車をこいでいる。明日はちょっと難しいけど、右の補助輪を外して練習しようか」

「オヤカタと一緒に、鉄の車輪の魔獣で森の中を走りたい。僕はコイツを乗りこなせるように頑張る」


 額に汗を浮かべながら、初めて自転車に乗れた嬉しさで声を弾ませてカナに話しかける王子。

 ハリウッド映画子役のような美少年がキラキラと輝くような満面の笑顔を見せた。


「うっ、王子の笑顔が眩しすぎるっ。生意気な口をきいていた王子がこんなに素直になるなんて、妖精森は心を取り戻す不思議な場所ね」


 初対面の時、カナは王子の魔力で作り出した守護獣を踏みつぶし、圧倒的な魔力の差を見せつけた。

 ルーファス王子の自信の源は妖精族の祖先がえりと言われる魔力で、それ以外は男子としては細く小柄な自分に引け目を感じていた。

 そんな王子の見た目にかまわないガテン系のカナは、少し乱暴すぎるほどがさつに扱うが、今まで真綿に包まれるように守られてきた王子には、それが新鮮だった。

 魔力を使わなくても、頑張ればオヤカタは手放しで誉めてくれる。

 この人にもっと認められたい、好かれたい。

 それは初めて少年の心に芽生えた、奇妙な感情だった。




 日が傾いた頃、最後の煉瓦を積み終えてピザ石窯が完成した。

 

「ブロックの間に塗り込んだセメントはハミ出しもなく綺麗で、煉瓦は一枚の壁のように真っ直ぐに積まれて、とても初めて作ったとは思えない。アシュさんの几帳面で丁寧な作業のおかげで、とても立派な石窯ができたわ」

「ええ、私も驚きました。まさかたった一日で石窯が作れるとは。この土台の四角いブロックの穴に鉄芯を差し込んでセメントを流し込めば、もっと強固で大きなモノが作れるのですね」


 ピザ石窯を眺めるカナは感無量で、作業に関わった彼らも「上出来だと」その仕上がりに満足している様子だ。

 王子は完成したピザ石窯の周囲を、補助輪付き自転車で走り回る。

 夏別荘から若いメイドが夕食の準備が出来たと呼びにきて、その日の作業は終了した。

 夏別荘の八人掛けテーブルに、お客様扱いのカナはエレーナ姫やルーファス王子と一緒に食事をとる。

 毎回アシュがカナの椅子を引いてエスコートするので、なんともいえないお姫様気分だ。


「今日のディナーは、ウィリス隊長さまが捕まえてきた川魚でございます」

「こんがり焼けた川魚のバター焼きは、生臭さが消えて皮がパリパリに香ばしくて、白身がふっくらしている」

「うわっ、スゴい、大きな魚が皿からはみ出している!! ウィリスは、見回りをサボって釣りしてたんだな」


 ルーファス王子の一言に、キッチンの入り口で若いメイドに話しかけていた隊長が、慌てて外に飛び出していく。

 カナのリフォームや石窯作りに他の者が駆り出され、ひとりだけ相手にされず暇を持て余していた隊長は、釣りという娯楽を見つけた。


「森のヴァカンスに来ているんだから、みんな自由にしていいのよ。それじゃあ隊長の釣ってきたお魚いただきます。お醤油をちょっと垂らして、ふわんっ、美味しい。バター醤油って和食洋食の壁を取り払う味付けだと思うの」

「オヤカタがそんなに魚が好きなら、僕が釣ってきてやろう。ウィリス、明日は僕も一緒に釣りに行くぞ」

「それは本当ですか、王子!!このウィリス喜んで釣りのお共をいたします。川に住む魚を、全部釣り上げましょう」


 窓の外から中の様子をうかがっていた隊長は、王子の一言に大喜びで部屋に飛び込んできた。 

 今夜も明日も天気予報は快晴。

 

「一日セメントを乾燥させて、明日の夕方に石窯に火入れをして、念願の野外ピザパーティができる。ここで食事をご馳走になってばかりいるから、密かにピザパーティ計画を進めてみんなを驚かせよう」


 こうして妖精森の中は平穏な毎日が過ぎてゆく。

 しかし、妖精森の外では不穏な空気が立ち込めていた。

 やがて二つの世界が交わる出来事が起こる。


  ***


 妖精森の中の七日間は、外の世界では十倍の時を刻む。

 エレーナ姫とルーファス王子の一行が妖精森に逃げ込んでから二月が過ぎ、森を取り囲む領主の自警団と宰相の軍隊は焦りと苛立ちを隠せなかった。

 たかが女子供ふたりを捕らえることも出来ないのかと、クーデターの主犯格である宰相から、毎日矢のような催促が届く。

 領主は宰相に気に入られようと自ら軍隊の先頭に立ち、捕らえた姫と王子を手土産に、英雄として王都入りを企んでいた。

 しかし妖精森の結界に阻まれ姫と王子を捕らえられず、長期駐留する軍隊は領地で略奪を始めていた。


「子供のルーファス王子が他のモノを導き森の中に逃げた。そうか、子供なら大魔女の結界を越えて、妖精森に潜り込むことができるのか。村にいる子供を何人、いいや、全員連れてこい!!」


 廃屋が建ち並び住人の数が半分に減り、寒村と呼ぶにふさわしい寂れた村。

 村の入り口に立つ一件の館では、領主からの書状をみた村長が頭を抱えうめき声を上げた。


「この馬鹿領主め、なに血迷ったことを言うんだ。村の食糧を奪っておきながら、今度は子供を差し出せという。妖精森へと続く道は膝上まで泥に浸かる。真冬に泥の中を歩けと命じるのは、子供に凍え死ねと命じているようなものだ!!」

 

 村長は書状をぐしゃぐしゃに丸め床に投げ捨てた。

 十年前、誠実だった前領主の跡を継いだ息子は、何度か事業に手を出しては失敗した。

 その借金を返すために農作物を増やそうと、禁域の妖精森を開墾し大魔女の呪いをかう。

 もうすぐ村の食料は底をつく。

 しかし子供を連れて逃げても、きっと軍隊に捕らえられるだろう。

 村の行く末に絶望し、顔を両手で押さえ苦悩の声を漏らす年老いた村長の後ろから、孫である少年が声をかける。


「お爺さま、いえ村長さま。僕はまだ十一歳、子供の年齢です。もうこれ以上、兄上のせいで村人に迷惑はかけられません。僕が妖精森の結界越えに行きます」


 村長が振り返ると、そこには孫のニールがいた。

 一人娘の残した大切な子供で、髪と瞳の色は領主と同じだ。

 十三年前、領主の館に行儀見習いをかねて、女官として働いていた娘は前領主と関係を持った。

 数年前妻に先立たれた五十前の前領主と娘の関係に愛情はあったのか分からないが、決して無下に扱われることはなかった。

 しかし突然父親である領主が死に、産後のひだちが悪かった娘も赤子を残して死んでしまう。

 そして腹違いの兄にあたる現領主は、生まれた子供を兄弟と認めなかった。

 

「お前はこれまで兄の領主に散々蔑まれてきた。こんな村など離れ、王都で学び優れた人物になるのだ」

「いいえ、お爺さま。この地の呪いを解くために、僕は大魔女に許しを請いにゆきます。僕が妖精森の結界に入るのを、領主も軍隊を見届けようとするでしょう。その間にお爺さまは村人と共に、ここから逃げてください」

 



 妖精森を取り囲む沼地の入り口に現れたのは、ひとりの少年だった。


「俺は村の子供を全員連れてこいと言ったのに、貴様だけとは一体どういう事だ!!」


 領主は額に青筋を立てて怒鳴りつけるが、少年はひるまずに堂々とした態度で答えた。


「兄上、これ以上村人たちに犠牲を強いるのはおやめ下さい。妖精森の結界越えは、僕がひとりで行きます」

「この愚図が、貴様のような下賎な者に兄上と呼ばれる筋合いはない。貴様が妖精森に行くというなら、首に縄を掛けて沼地を歩かせる。逃げて戻ってきたりすれば酷い目にあわせるぞ」


 領主と少年は大人と子供であるが、髪と目の色、顔立ちがよく似ていた。

 領主が否定しても、他の者から見れば血のつながりは一目瞭然だ。

 腹違いの弟の首に縄を掛け、奴隷のように道を歩かせる領主に、兵士の中からもやりすぎではないかと声が聞こえる。


「大魔女に呪われて死ぬかもしれないけど、僕は必ず妖精森の中に入ります。兄上も軍の兵隊たちも、全員で僕を見届けて下さい」


 少年の行動は、領主と軍隊の関心を自分にひきつけるものだった。

 監視のいなくなった村では、若者が子供を連れて呪われた地から逃げ出し、村に残った年寄りたちは少年の無事を祈った。

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