奇妙な出来事
そしたらね...後ろから男の人が...
うわぁぁぁぁぁぁぁあっって!
ん...?え...わぁあああっ!?
って、
あ、ね、ね、姉ちゃん?
何抱えてんの...え?
あははは!ビビりすぎ!
夜の散歩から戻ってきた泥まみれのコタロー連れてきただけなのに!あはは!
はぁー!お腹痛い...!
あ、こ、こここ、コタローか!
ビックリさせないでよお、...ふぅ、
僕は今、あの後
ご飯を食べて、お風呂に入って、
歯を磨いて、寝る直前部屋の中にいた所だ、
正直言いにくいが...あの部屋が使えない為
姉ちゃんと分割して一部屋を使っている
まぁ、僕が目覚まし時計設定してたら姉ちゃんが怖い話で驚かせにきたって訳なんだけど...ちょっと姉ちゃんに言いにくいけど
怖い話で驚いてた訳じゃなくて、、
ちょっと前までドアが閉まってたはずが
姉ちゃんが入ってくる直前開いてたんだよね...
それともう一つ、
コタロー抱えてたみたいだけど
一瞬日記抱えてるように見えて...
あ、完全にバレたって思ったんだよね
だけど今は完全にタオルにくるまれてる泥だらけのミニチュアダックスフンド、そして僕達のペットコタローがいる
僕の見間違えか...びっくりした
なんか眠くなっちゃったし、親映画見てるし
禁断の部屋散策は夜中起きれたらやるとしよう...
午前 2:00 真夜中
ぴったりに僕は目が覚めた
これは散策を絶対しろという事なのか、
眠くなくなってしまった
やるか...
僕はそーーっと足音を立てないように歩く
親はもう寝たみたいだ、映画も終わってる
そしてあの部屋の前に来た
ガチャガチャ
...ん?
なんと、あの部屋のドアが開かないのだ
どういうこと...?
僕はよく分からなかったが、少し怖かった
だから足早に部屋に戻ってベッドに潜る
僕は滝の前に来てる
何処の滝なのか分からないけど
ん、白い服を着た人達が滝に落ちてく
いち...に...さん...
全員で26人いた
なにか叫んでる
「...かっ..す....て...さい!」
「じ...にな......い!」
何を言ってるか分からなかった
が、何か絶望の淵に立ってるみたいだった
はっ、
と僕は日記の表紙のある文字を思い出した
「絶望の淵たるもの...」
なんだっけ、忘れた
これをどうしろっていうんだ、、
白い服を来た人たちに引きずられそうになる
「違うっ、僕は、うわぁぁぁぁぁぁ!」
一気に起き上がる
なんだ...夢...か
と起きた時、
「うわあっ!」
僕は声をあげてしまった
なぜなら、
枕元に、あの日記が置いてあったからだ...
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