娯楽作品が書けない

どうしても説教臭くなるんだよね……

わたしの話は、どうしても説教臭くなります。なので、一部の人からは、

「説教臭いから嫌い」という意見もあります。

(この日々の事柄についても、

「ネットで書くには重すぎる話が多すぎる」

という批判もあるようです)。

まあ、好みはいろいろです。わたしの作品には、どうしても説教が入るのです。

年齢的なモノもあるのでしょう。


挑戦中の スニーカー文庫の『タイトル斬り』についても

5万字以上の創作に挑戦中。今月中には仕上げたい。

早くて質のいい作品を書ければ言うことなし!

でも、そのなかにどうしても説教が入っちゃう。

説教なんて要らないよね、といつも思う。純粋に人を楽しませることが出来ないのは、娯楽作家志望としてどうなんだろう。

人へのおもてなしに徹することが出来る人がうらやましい。


作品にテーマは必要か

80年代のホラーの帝王、ディーン・クーンツによれば、作品にはテーマが必要、とのこと。

文章の中身が、コーンフレークのCMみたいに中身がないのはダメってさ。

でも、娯楽作品は暗くて重いモノは嫌われます。

ワクワク、どきどき、笑えて泣けてスカッとするのがいちばん!

そんな話が書けたらいいなーと思いつつ、できないわたし><


じんわり、ほんわかスローライフ

ちまたでは、スローライフものも隆盛です。異世界でのんびりした生活を満喫する話ね。

現代社会が忙しすぎるので、そういう世界がニーズとしてあるのでしょう。

異世界での日常を退屈に思わせずに、最後まで読ませるのは相当な筆力が必要、と

秋月さん(続ネタの細道)も書いていました。

その意見には大賛成です。

変化のない日常に、どんな変化を書くか、というところが、腕の見せ所。

今度、読者として、スニーカー文庫で日常異世界ものを読んでみたいなと思ってます。

そこには、たぶん、説教臭さはないだろう。きっと。


わたしの日常の変化

わたしも、あまり変化のない日常を送ってます。

イベントがあれば首を突っ込みますが、必要以上のお金はつぎ込みません。

なので、ポケモンGOのスペシャルウイークエンドのイベントには参加しませんでした。

映画を見に行って参加券をゲットなんて、ちょっとハードルが高すぎる。

安近短で無料のイベントがないのは困ります。

今月はパソコンボランティアもないし、合唱サークルは3週連続でお休み。

なにをネタに日常を書こうかなと頭がイタイ。

以前、ネタをさがしてインスタグラムに参加したけど、フォローする相手が見つからない。

あんまり面白くないので最近アカウントを削除しました。

ツイッターやブログで手いっぱいなのに、それ以上はムリですわ。


人生100年の時代

この豊かさが100年も続く、という前提がすでに間違ってるけど、

人生100年の時代がやってきた、とテレビは言ってます。

地球の資源は限られているので、そういう楽観的な見通しは、甘いと思うのであります。

わたしも、娯楽作品が書けないなんて悩んでいるのは、贅沢なのでしょうね。

豪雨に台風、土砂災害、日照りなど、農家の方には大打撃ですし、

近々、食糧難が起こるという危惧はいつもわたしの胸中にある。

逃れようのない現実が目の前に迫ってきたら、「異世界転生」 だの 「スローライフ」 だの

言ってる場合じゃない気もします。

あるいは、現実逃避の本が、前よりずっと売れるかも知れませんが。


もっとじっくり腰を据えて

異世界転生ものも、悪役令嬢も、ありがちな パターン化されたお話。

ここ10年、そればかりウケてますが、一時期隆盛していた宇宙モノのSFも今は衰退してるので、いつかは飽きられることは明白です。

流行のファンタジーを見ながら、「わたしなりのファンタジー、わたしにしか書けないファンタジーって何だろう?」

と、自問する毎日。

まあ、わたしとしては、

声優を目指す若者みたいに、「とにかくウケたい」 と流行を追いかけて振り回され、

使い捨てられるというのはごめんですね。

何度か書きましたが、自分のウリは 「説教臭いこと」 です。

自分なりにその辺を突っ込んで考えてみようと泥縄式に考える毎日です。

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