越路吹雪物語
☆昼ドラ 『越路吹雪物語』 見てます
去年9月~12月にやっていた、『トットちゃん!』 が面白かったので、
その関連で 昼ドラの『越路吹雪物語』 を見ているんです。
越路吹雪、ご存じ?
かつての大スターで、日本を代表するシャンソン歌手でした。
若い人は、知らないかもね。
☆合唱サークルのひとびとの反応
合唱サークルは、70代の人が多いので、
『越路吹雪物語』 を熱心に見ています。
「あまりファンじゃないの」
というひともいますが、「レコードを何枚も持ってる」という人もいますし、
「玉三郎が越路吹雪の持ち歌を歌うコンサートに行くの」
という人もいます。
「カラオケでは、必ずこの歌を歌ってるよ。他の人の歌は一切聴かない」
というアリガチな人もいます。
☆マネージャーの岩谷時子
岩谷時子は、加山雄三の 『君といつまでも』 や
ザ・ピーナッツの 『恋のバカンス』 などの歌詞を作ってましたが、
同時に 越路吹雪のマネージャーをやっていたようです。
ちなみに、越路吹雪の持ち歌の、『サン・トワ・マミー』の訳詞も
岩谷時子が行ったのでした。
わかりやすくて情熱的で、ちょっとエロいところが岩谷時子らしい。
でも、訳詞は 原詞とはまったく違っていて、
批判もあるようですね (ウィキをご覧ください)。
☆幼い頃の越路吹雪役の子
小学生の頃の越路吹雪役の子が、演技も歌もうまくてねえ。
宝塚時代の越路吹雪役の子は、それほどかわいくないし、歌も聴かせるほどでもないので
ちょっとがっかり。
ただ、日舞の先生が、篠井英介なんですよ。わたしは彼は演技派のひとだと思っているので、
かれに対してうまく演技しているあの子は、それなりに実力があるのでしょうねえ。
宝塚という特殊な場所で行われるさまざまな悲喜こもごもや、
そこから飛び出して、一流の歌手になっていく過程など、
これから見所がいっぱいあるようです。
若いときの岩谷時子役の子が、
猫のような秘書のような、ふしぎな空気でした。
☆構成のたくみさ
前回の 『トットちゃん!』は、黒柳徹子の突拍子のないところが魅力でした。学習障害的な部分のあった彼女が、個性を生かした職業に就き、恋をしてその恋を失う話がよかったです。義母は、とくにトモエ学園のころのトットちゃんが気に入っていたようでした。
今回の『越路吹雪物語』は、宝塚にはあまり関心はないわたしたちでも、厳しそうなところだなと想像させます。そこからどうやって越路吹雪が一流になっていくのか、興味津々。
話の組み立て方もなかなかです。
でもたった15分程度だから、みんな『短すぎる』と不満を言っていました。
ドラマは、カネがかかるから、仕方ないかもね。
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