教えることはなにもない

☆パソコンボランティアでの話です。

 ボランティアをしていると、いろいろ楽しいです。

 年上に教えるってことは、大変ですが、

 みなさん素直ですし、りっぱです。

 ただ、リーダーさんは、少々、変わっています。

 町内を教えるためにボランティアを立ち上げた、と言っておきながら、

 わたしに、「教えることはなにもない」

 と言ってきました。

 つまり、ボランティアから出て行けってことですかね(笑)

 もう、やめちゃおうかなボランティア。(愚痴だなぁ)


☆そうなった理由をいろいろ考えてみた

 そりゃ、生意気なことをいろいろ言ったからだと思います。

 この町内でHPを立ち上げるという話があった時にも、

 ああしろこうしろと口うるさく言ったし。

 名札をくれって話も、わたしが言い出したんだ。

 文句ばっか言ってて、評価しないんじゃあ、

 教える気持ちも萎えるだろう。

 ボランティアのリーダーも、普通の人だったってことだね。


☆責任と対人関係

 それでも、生徒が来る以上は責任があるので、

 上司に気に入られなくても 仕事はせねば、なのであった。

 それに、もしかして本気で 「教えることがない」 と思ってるのかもしれないし。

 そんなサークル活動って、魅力あるのかしら。

合唱サークルでも、先生がわたしにヘコむことを言ってきたり、

 仲間がつまんないことを言ってきたり。

 行きたくないけど、義母のために行ってます。

 義母が死んだら、もう行くもんか。年下だと思って馬鹿にしやがって。

 それに、家族割引もなくなるから、いい機会だ。


☆平和が一番

 有名になりたい、とか、偉人になりたい、とか、お金持ちになりたい、とか

 『銀英伝』 の フレデリカ・グリーンヒルみたいに的確な助言ができる女性になりたいとか、

 いろいろ夢はあるけれど、

 結局、いつまでも残っていくのは、

 「日常」 だ。

 平和って、ありがたい。

 気を取り直してみよう。

 いい思い出があるんだから。

 いい人生を送ってるんだから。

 「教えることがない」 と言われたなら、ほかのひとから学べばいい。

 それに、リーダーから学ぶことは、まだまだありそうだ。

 やさしさとか、細かい配慮とか。

 わたしはわたしの責任を全うしよう。

 リーダーがボランティアを卒業するまでは、

 意地でもやめないぞ。

(嫌がらせ、とも言う 笑)

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