第2話 体育祭
入学して最初のが行事である体育祭が三週間後に控えた。そして、競技についての話が先生からあり、出たい種目を明日のホームルームまでに決めておくようにと言われた。だか、自分からやろうとは思わないので、何の種目があるか聞かなかった。
放課後になり、陸上部の活動場所である校庭に行った。そして、5分位たったとき先生が来た。
部活をやる前に今日やる練習メニューと連絡事項を聞くことになっており、いつも通り、今日の練習メニューを言い終わると続けて体育祭の話に移った。
「皆もうホームルームで聞いてるだろうが体育祭開催まで三週間をきった。えー。一年生は初めてだよな。うちの陸部では競技を一つやらないといけない。なので、体育祭の種目の話が出たら何でもいいから一つは参加するように。では、話はこれで終わりだ、アップしてこい」
俺はアップしている時、ほとんどが体育祭の種目を何にするかを考えてた。ずっと考えながら走っていると、佳奈が「体育祭の種目どうする?」と聞いてきた。俺は「うーん、どうするか~」と答えた。すると、佳奈は続けてこう言った。「私、参加しなくていいやって思ってたから種目聞いてなかった。龍は?」と聞かれた。佳奈は俺と一緒のことを考えていた。「俺もなんだよね」と答えた。アップを終え、専門練習へ入っていった。俺と佳奈は、中長距離を選んだため一緒に練習をした。今日の練習メニューは外周10周だった。タイムは決められてなく、ゆっくりめでいいと言われた。俺と佳奈一緒に走った。そして、体育祭の種目の話をした。
10周し終える頃には皆もちょうど種目練習が終わろうとしていた。
翌日、帰りのホームルームにて、体育祭の種目の話をした。リレーの種目をやる人がいなかったのでリレーをすることにした。その日から、佳奈と一緒にリレーの練習をした。
体育祭当日。
体育祭のリレーの情報がわかった。まずリレーは学年ごとに勝負をし三位までの人達は、決勝に行ける。そして、距離は400メートルということ。そして、リレーは午後からだった。
午前はカットさせれもらい。時間は、一時半。リレーの選手はスタート地点に移動するように連絡がきたので、スタート地点に行った。すると、同じレーンに同じ部活の一年で一年の中で一番速いとされている、伊藤 優が居た。
「嘘。優くん!?龍と一緒のレーンなの? 」
「ありゃー、まじか。優と、同じかよ。これじゃ一位は無理だな。もうちょい距離があれば勝てるが・・・。この距離だとあいつが得意な距離だな」
「でも、一位では無くても二位までなら決勝に行けるんでしょ?」
「そうだけど。あいつに、負けるのはどうも気に食わんわ。」
「まぁまぁ、落ち着いて。いつも通りやろう。ねぇ?」
「あぁ、わかった。」
「お、龍じゃん。まさかお前もこのレーンなのか?」
「あぁ、そうだよ。勝負だ。優!賭けよう負けたらジュース一本!」
「その勝負のった!いいだろう。勝負だ。龍」
では、リレーを開始します。よーいスタート!と言う声が聞こえたと同時に火薬銃の音がなった。スタートダッシャは完璧にでき、俺は優と、隣で走った。抜かそうとしたが、男子は一周しないといけないので最初から本気では走れなかったため並走して走った。そして、半周したときスピードを上げたがすぐカーブだったため思ったよりスピードがでず、同じ速度になってしまった。だが、同じ速度の俺に比べて優はカーブが得意なためスピードをあげられてしまった。そのため、一・二秒差で負けてしまった。だが、俺たちで最後ではないので次の選手にパスをして、走りを任せた。俺と優は走り終わったあと賭けのジュースのはなしをした。そして、賭けのはなしをしている間に佳奈の走る順番になった。そのため、賭けの話は止め佳奈の応援をした。女子が、走る距離は半周だった。順位は一位が優のクラスで二位が俺と佳奈のクラスだった。三位から下の人は二位の俺らと結構の距離が広がっていた。そして、順位はそのままでアンカーの人へとパスされ無事ゴールした。順位は二位と言うことで、決勝へと進めた。そして、決勝では二年三年の先輩と勝負となる。
決勝は、三年生のリレーが終わって数分後に走ることになった。そのため、俺たち一年は休むことが出来た。
そして、決勝戦。
だか、その決勝戦の時に優の姿がなかった。優の代わりに別の補欠の人が走ることになっていた。そして、優の代わりに走る人はめっちゃ緊張するね~。先輩と勝負だからもっとするね~と言ってきた。俺はそうだね、とだけ答えた。よくよく見たら先輩の中に陸部先輩も居た。だか、俺は気にせずに走ろうと思った。
そして、スタートをした、優の代わりの人は遅く俺と勝負にならなかった。俺は陸部先輩を抜かし二位の場所まで行った、だか、一位の先輩は速く抜かせなかった。そのため、二位を維持し次の人へバトンを渡した。
順位はまたしてもそのまま行き、俺らのクラスは学校ないで二番目に速いクラスとされた。
そして、俺は優との賭けであるジュースを渡すべく優のクラスの所へ行った。すると、クラスの人達から優は体調が悪くなり保健室に行ったということを聞いた。なので、俺は佳奈と一緒に優がいる保健室へと行った。
保健室に行くと、優が居た。もう大丈夫らしく戻る準備をしていた、俺と佳奈は準備を手伝い一緒にクラスの所へと帰っていった。
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