エピローグ 庶民傭兵は人生を決める?
帝都キョホホトーラはこの辺りの星で一番発展している。
蒼い星から移住して何千年という星で昔はすべての帝国民が住んでたらしい、全宇宙公認傭兵組合の本部もここにあってじいちゃんは年に数度来てるけど、私が来るのは久しぶりだ。
傭兵業務じゃないから定期な宇宙船に乗って降りた宙港から下に降りた、高速エレベーターから広がる宇宙空間と下の緑と機械の融合都市の星が見える。
うちの本拠地はヤエフ星で緑、緑、緑で少し都市というか町って感じなんだよね、宙港が一か所あるからかろうじて地方都市星をなのってます。
だから一家に一台、小型宇宙船っていうところです。
うちは傭兵団だからもっとあるけどね。
ヤクザな家業なのに受け入れてくれてる星の人たちも守りたいんだ。
本日は完璧にオフなので黒に近い茶色の肩まで伸びたストレートの髪をハーフアップにしてベル袖で膝丈の水色のワンピースの上にレースアップの黒いビスチェにレースアップシューズ姿のいつもと違うコーデなので緊張気味なんだ。
バッグも小さなショルダーバッグなんでとっても心もとないのですが、傭兵の姐さんだち〜防寒用にショールも持たされたけど、もっと寒ければくっついちゃいなさいって何さ?
うーん、一般人装うの大変〜。
槍持ってきそうになってディー厶兄ちゃんにおいてけ〜と取り上げられたよ。
丸腰不安なんだけどなぁ。
もちろん泊まる予定なんで荷物はナルフサが指定した住所に送ったけど……なんか送る前に対応してくれたホテルの人がすっこい丁寧で、この身に代えてもしっかりお荷物はとかいってた……いいホテルってサービス違うね〜。
そういや、ホテル名『ツバサノイオリ』検索したら出てこなかったんだけど……もしかして隠れ家的なお宿なのかな?
ともかく、辺境の安宿と大違いだよ。
あそこは共同部屋とかシャワーがぬるいとか虫が出るとかすごいからね。
宙港から下の施設に降りてタクシーでも乗ろうかと思ったらナルフサが迎えに来てくれてた。
「ナルフサ〜久しぶり〜」
「……ランか? 」
一瞬ナルフサがまばたきした、そんなに変わったかな? 少し髪を伸ばしたくらいだと思うけど……ナルフサはなんか歳を経て男の色気? がまして黒のジャケットにグレーのVネックのTシャツにデニムの細身のパンツに編み上げ靴ってかっこよすぎだよ。
それにさり気なくブランドを着こなしてるとこが流石セレブだよね。
「ランですよ」
「こんなに……本物はいいな」
ナルフサが少し笑って私と手をつないだ。
えーとナルフサさん、私はお子様じゃないですがな。
と抗議するとラン、キョホホトーラは大都会だ、迷子になると死ぬぞと真顔で冗談を言われた。
ま、まさかねぇ……あ、ははは。
空を見上げると流線型の飛行車が行き交い、芸術的な高い建物が多い割に光が遮られてない、木々も建物の間から生えてたり、街路樹も花壇もいっぱいで歩道に掃除ロボットが人々の間を忙しそうに通ってた。
「車もあるが、歩くか? 」
「うん、良いの? 」
私は両側にある店に目を奪われながら答えた。
うちの星にないお店ばっかだよ、うん、もちろんネット通販も可能なんだけどさ。
限定品とか買えないし、ああ、あれは失われた蒼い星文明展、見たかったんだよね〜、いけないと思ってたから余計に……
「ラン、ヨダレがたれてるぞ、相変わらず歴史とか遺跡とか好きなんだな」
ナルフサは少し人の悪い笑みを浮かべてなんかカードを二枚振った。
そ、それはあの帝立国際博物館のチケット〜。
あの蒼い星展人気でさ、プレミアついてたんだよね。
「神様〜ナルフサ様〜」
「コネは最大限に利用するもんだ」
ナルフサが片目をつぶった。
なんでも蒼い星展のスポンサーをしている大企業の会長さんから必要ならいくらでも都合しますぞとこの間のパーティのときに言われたのを利用したらしい。
わーい、コネサイコーありがとう〜。
でも、あそこって美人のご令嬢が宣伝塔でいた気がするんだけどな? ま、まあいいか……蒼い星展〜蒼い星展〜。
思わずナルフサの腕に抱きついたら頭を撫でられた。
本物のランはいいなと嬉しそうなんですが、あの腰抱き返されるとあるきにくいです。
帝立国際博物館で蒼い星文明展を見て、今は離れた
しかもこんな原始的な宇宙船に何世代もかけて移住なんてロマンだよ……
ミュージアムショップで蒼い星を出る原始移住船のホログラムが出るクリアファイルと解説パンフレットは自分にじいちゃんに原始移住船の文鎮と傭兵団のみんなに蒼い星の描かれたクリップを買ってうっとりしてるとナルフサに今度は赤い船団の軌跡展もやるみたいだ、一緒に行こうと誘われた。
わーい、移住船から居住可能な星を探しに行った英雄たちの船だよね~いきたい……でもうまくキョホホトーラに来れるかな? 案外ご指名多いんだよね。
まあ、うまく休めたら行こうかな? あとチケット取れたらだけどね。
そのときは任せておけ、とナルフサが胸を叩いた。
わーい、持つべきものはコネ持ちの親友だね。
でも今度はチケット代払わせてください。
もらいもんだからって受け取ってくんなかったんだよね。
「さて、いい時間だし食事でも行くか」
ナルフサが今度は腕を出した。
えーと……く、組むの?
ここに手をおいておけ、キョホホトーラで迷子になると……なんか真顔でまた冗談を言ってるので慌てて言われるまま腕に手を置いた。
なんか、道行く人が身の程知らずの田舎モンが美丈夫にくっついてるって見られてそう……自意識過剰かもしれないけどね。
ナルフサのかっこいい最新型? の車にのって行ったところはビルの上を丸ごと庭園にしてあってそこここに東屋みたいなせきがあった、高級レストランでお待ちしておりましたイーシス様と支配人らしき人が出てきたときはめまいがしそうになったよ。
岩の間から湧き出る泉のそばの東屋……もちろん空調設備完備らしく外と思えない暖かさで、美味しくも美しいキョホホトーラ料理に舌鼓をうった。
山海のさちが少しづつ芸術的に盛り付けられて来るんだよ〜テンション上がるよ。
しかも自動調理機じゃなくて料理人が作ってるんだって、さすが高級レストラン。
まるで花みたいにもられた貝柱の前菜をうっとりとはしで口に運んで堪能する。
きちんと働いてるからたまにくるくらいは大丈夫だろうけど、こういう高級レストランって一見さんお断りとか格が高いところが多いからもう来られないかもだもんね。
「ランはうまそうに食べるな」
「美味しいよ? 」
小首をかしげるともっと食べるかと小皿を押し付けられたのでありがたく頂いた。
相変わらず優しいなぁ。
飲み物は格の高そうな透明なグラスに入った透明のお酒でナルフサは運転手だからって呑まなかった。
酒呑みなのに悪いことしちゃったなぁ。
今夜、話もしたいし居酒屋でも誘ってみよう。
ついでにお酒はぬば玉の星海でなんかナルフサと二回目にあったときにじいちゃんがラッパのみしてたねぇという話になった。
あとで値段調べたらおそろしく高かくって冷汗が止まらなかったけどね。
払おうとしたらもう頂いておりますって言われてナルフサに払うと言ったら、飲みに行くときおごってくれとさわやかに流された。
えーとデートじゃないよね?
それに払わないとたかってるみたいで落ち着かないだよー。
仕方ない、星に帰ったら商品券でも送ろう。
そういうところがババ臭いっていうんですよーってリンダちゃんの声が聞こえた気がしたけど、そういう性分なんです。
全星共通百貨店商品券でいいかな? それともスーパーマーケットの商品券とか ネット通販のもあった気がするけど……
ナルフサがスーパーマーケットで買い物してる姿だけは想像つかないなぁと思いながら笑うとナルフサも楽しそうだなと微笑んだ。
「スーパーマーケット行かないよね」
「スーパーマーケット? 軍に入りたてのときに何度か使いっぱしりで行ったことがあるぞ」
あそこは24時間営業なんだよなとなんかとぼけたことをイーシスのボンは言いやがった。
それたぶん、コンビニだから、たぶん安売りの量販店とかも行ったことないんだろうな。
よーし徹底的に庶民な居酒屋探すぞー
結論からいう、キョホホトーラの居酒屋すごいー。
超庶民的な
「キョホホトーラは大都会だから人材が豊富だ」
「そうなんだ、でも料理は自動調理器だよね」
人間な給仕さんに気を取られてるとナルフサがこっちを向けと手で顔を向けた。
だって故郷の星じゃ、人いないから給仕はロボットウェーターばっかだよ、それも一昔前の人間によく似たタイプの古いやつ。
流線型のフォルムの最新型のロボットウェーターとか見られるかもってちょっと期待してたのになぁ。
「ウェーターはともかく縁談が来てるとか? 」
「具体的にはきてないけどアルセム傭兵団の若団長とオルデーファ傭兵団の次男とジェタゼアミ傭兵団の双子が嫁にくれか婿入りでもいいとじいちゃんに直談判したらしいよ、そんなにケルファーゼ傭兵団が魅力的なのかな? 」
私はジントニックをがぶ飲みした。
「それだけじゃないと思うが……確かに創生の傭兵団たちの団結力は強い……特に中心的なケルファーゼ傭兵団と血をつなぐのも……」
いや、諦めるなとナルフサがつぶやいたところまで聞いてジントニックを一気飲みした。
今度は、ハイボールを頼んでつまみの鳥からを口に運んだ。
うん、冷凍食品を業務用自動調理機で揚げた馴染み深い庶民の味だ。
「それで、ランは誰かと約束したのか? 」
「してれば、来てないよ、ナルフサ、なんでキョホホトーラに住んでんのさ〜」
近くに住んでれば偽装婚約とか頼め……高位貴族のボンには無理か……と口の中でぼやいてナルフサを見ると妙に暗い笑みを浮かべてた。
偽装婚約だとって、悪かったよーモテないんで頼める人はナルフサしかいないんだよー。
ケルファーゼ傭兵団の若いモンとは次期団長として接することが多いんで飲み会のときもぐでんぐでんに酔っぱらえないし……
「そうか、酔っぱらいたいたいのか」
「うん、みんなみたいに恋バナとかしたいよ〜ナルフサさん、それ美味しそう」
ナルフサは若葉色のお酒を飲んでるみたい。
サムライ•ロックと言うらしいぞ飲むか? ナルフサがグラスを差し出した。
わーいありがとう〜と言いながらありがたく頂いた。
考えてみればこのあたりから酔い始めてたんだよね。
ライムの香りが米の清酒に合ってて美味し〜とかいったらナルフサがもっと飲むかと差し出したのでありがたく頂いた。
その後も傭兵団の話とかナルフサがソラヒコ皇太子殿下の側室さまがお産みになった青い髪の皇子殿下が何故か乳母殿よりなつかれて『子守り武人』とかいうあだ名を皇太子殿下につけられたとかね。
子守り武人、なんか子供背負ってそうだよと思わず笑ってカシスオレンジを一気飲みした。
「子供の面倒も見られるぞ」
「うん、えらいね〜」
「だから、いつでも嫁に来ていいぞ」
「うん〜行っちゃうよー、共働きだからちゃんと子供も見てね〜」
少しもうろうとしながらグランデルス星直送、刺し身盛り合わせからマグロをつまもうとして落とすと妙に色っぽいナルフサが代わりにマグロを箸でつまんでショーユをつけて口元に持ってきてくれたので遠慮なくそのままいただいた。
「では、今からお前は俺の婚約者だ、愛してる」
甘く微笑んでナルフサが私の手の甲にキスした。
なんかドキドキする 酒のせいかな?
よろしくお願い致します〜と軽く答えた。
でも、たぶん冗談だよね、高位貴族のナルフサが私みたいな庶民と婚約するわけないもん。
「こんなに甘い笑み浮かべてると令嬢に食べられちゃうよ」
「お前だけだ」
妙に色っぽくナルフサが囁いた。
「……じゃあ、私に食べられちゃうよ」
「骨まで食ってくれ」
真っ赤になってブラッティマリーを一口飲むと綺麗な紫色の瞳が近くにあった。
柔らかいものが口にあたった。
ああ、なんか……酒の味がする。
「もっと、味わうか? 」
「……うん……」
頷いたらもう一度キスされて……それからどうしたんだっけ?
鳥の声が聞こえる……都会でも聞こえるんだと明るくなってきた室内で目を開けた。
あれ、いつの間にかベッドで寝てるよ。
なんか身体が重い……お腹になんか乗ってるし隣に暖かいもんの気配がする。
横を見るとプラチナブロンドの髪がかかった色っぽいナルフサの寝顔と筋肉質な肌が見えた。
え、えーとお腹の上のってるのナルフサの腕?
というか本当にやっちまった〜
ナルフサ〜ごめん〜
ああ、なんか恥ずかしい記憶が戻ってきた……
うん、大昔の格言、酒は飲んでも飲まれるなって本当だったよ。
……ナルフサのこと好きだけど……たぶん惚れてるけど……庶民な私に手が届かない人だから良い思い出だと思って……とりあえず、居酒屋代とホテル代払って帰ろう。
枕元においてあるらしいバッグを引き寄せて通信機から電子マネーを払おうと腕を伸ばしたけど腕の中からでられない、ジタバタしてると紫色の瞳と目があった。
「え、えへ? 」
「逃げる気か? 」
色っぽい気だるげな……でもどこか攻撃前の肉食獣のような顔に背筋がぞくぞくする。
「これはなんかの……」
「責任を取れ」
え? えーと普通男女逆なんじゃないかな? とつぶやいてみた、私は全然責任とか気にしてな……
「俺の心を奪った責任を取れ」
耳元で甘く囁かれ、耳たぶをアマガミされた。
こ、心ですか?
「愛してる、結婚してくれ」
「私、私庶民で傭兵で全然、おしとやかじゃないよ」
別に問題ないとナルフサが甘く微笑んだ。
うん、まあ、問題ないんだったら……
「こんな傭兵庶民でいいなら責任取るけど……」
「末永くよろしく頼む」
ナルフサがめずらしく満面の笑みを浮かべた。
その後、まだ早いなって時間を確認して、そのまま、またゴニョゴニョですよ……お陰様で足腰立ちません、くっそー
次に気がついたときに昼って何さ〜
この体力バカ武人〜
流石にすまん、やりすぎたとオロオロとナルフサに抱えられ風呂に入れてもらった。
その時点でホテルでなくてイーシス家の帝都別邸だったことが判明した。
私の荷物は? って聞いたらここの名前が『ツバサノイオリ』で対応してくれた人はここの管理責任者さんだったんだってさ。
女っけのない若様が女性を連れてくると言うので大張り切りしたと後々聞いて、星の裏側まで潜り込みたくなった。
ナルフサをみると、俺の大切な人を連れてくると言っただけだがと涼しい顔で足腰のたたん私を膝の上に乗せて出てきた饅頭をあ~んしたので奪い取って食べてやった。
くっそーこの戦略系武人めー。
というかじいちゃんと連携すんじゃないよー。
いつかこの涼しい顔の愛しい私の男と大事なクソジジイに思い知らしてやる〜と心に誓った。
そして、冒頭に戻ると言うわけです。
次の日さっそく役所に婚姻証明書を出してはれて伴侶同士となりました。
正装まで準備してやがったんですよ〜。
しかもソラヒコ皇太子殿下までグルでした。
近衛武官は主の許可がないと結婚できないらしいです。
政敵とか色々あるからかな?
おめでとうございますと婚姻課のおばさんの声を聞きながら皇太子殿下に仕える名家の武人の奥方なんぞ務まるかなぁと不安いっぱいだったんですが……
例えば、この成り上がりもんとか言われたら殴りそうとか……
でもささらに翌日イーシスの本家に挨拶に行ったら大歓迎でさ。
「黒狼の貴公子……ラン•ケルファーゼさんがうちの嫁に……でかした愚息〜」
「よかったですね」
イーシス家当主の男前なお義母様は一度槍で手合わせをと手を握られ、優男風のお義父様は穏やかに微笑んでた。
そして黒狼の貴公子って何ですか?
国軍にいるっていう弟さんにもわー黒狼の貴公子がなんで兄上様のお嫁さんに~とビックリされましたが……
そしてナルフサのプラチナブロンドはお義父様似なんですね、全体的には色男風のお義母様にそっくりですが。
あ~一応嫁入りなんですが、傭兵団長も継ぐって言ったら、ひ孫が育つまで俺がやってやるとクソジジイが言いくさりやがったので今度ぎっくり腰になったら容赦なく湿布を貼ってやろうと思います。
別に共働きでも大丈夫だもん。
創生の傭兵団の血をいれるなんてすごいってナルフサ言われてるみたいですよ。
おかしいなぁ……単なる庶民な傭兵団のはずなんだけど?
宮廷のソラヒコ皇太子殿下に挨拶に行ったらナルフサ〜、この子守りむっつり武人〜とナルフサが皇太子殿下にからかわれてるのを笑わないように見てるのが大変でした。
ソラヒコ皇太子殿下は正室様も政略結婚でいるけど、青い側室様を一番愛してて、皇子殿下もその人の間しかいないので早くナルフサに子供を作らせてその子を仕えさせて皇子殿下の後ろ盾にしたいみたいです。
ケルファーゼ傭兵団の血も引いてるなんて最高だ、頑張るがよいって何を頑張るんさ。
ついでに後年産まれたうちの息子たちと娘は皇子殿下に振り回された、一発殴ってみたいですってつぶやいた娘は間違いなく私の血を引いてると思ったよ。
まあ、対外的には優しくて礼儀正しい皇子殿下で通ってるみたいだけど、まあ、それはあれだと子守り武人がなんかいってた。
いざとなったら最速の宇宙船を準備しといてやろうと心に決めたのはまあ、かなりあとの話です。
まあ、子供たちのことは、この際また機会があったら本人たちに語ってもらうこととしてさ。
現在進行形でこのお姉様〜って慕う令嬢たちってなんですか?
「あ~ん素敵〜本当に黒狼の貴公子様が息してますわ〜」
「図々しいのではなくて、私は……」
「イーシス卿とご婚姻なんておいたわしい」
お姉様と呼んでもよろしいかしらってなんで私こんなにモテモテなのさ。
皇太子殿下の部屋から出たら囲まれたよ。
「ご令嬢方、ランは私の伴侶なのをお忘れなく」
ナルフサが私を後ろから抱きしめた。
きゃーさすが黒狼の貴公子様〜氷の武人様を溶かした功労者ですわってあんたどういう生活してた〜
あとで別邸に戻ってから聞いたらラン以外に愛想笑い以外を浮かべる義理はないと大人げなく言いくさったので締めといた。
それでも嬉しそうでこの変態って小突いたら。
これでお前を甘やかす権利を得たと嬉しそうに笑って押し倒されたよ。
教訓、超肉食獣を煽ると次の日動けない。
私、ラン•ケルファーゼ•イーシスになりました。
このなんか憎めない氷の武人らしい愛しい私の夫と幸せになるように頑張ろうと思います。
あ……護衛の指名入ったって? うん、なんとかこいつの腕の中から出たら速攻で帰ります〜。
ナルフサも愛してるけど、お仕事も大事だもんね。
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