第2話高倉さんの家の事情、
地図をたどり、20分ぐらいで高倉さんの家に着いた。
「へぇー、この家かぁ」
と、呟いて玄関のチャイムを押した。
はぁーい、と言う声が聞こえて玄関に若い女性のかたが出てきた。
高倉さんのお母さんであろう。
「こ、こんにちは、里菜さんはいますか?」
「あー!この子ね!さああがってあがって、里菜から話しはきいてるから!」
「は、はい」
とても愛想のいいお母さんでほっとした
「ごめんだけど玄関でまっててくれる?里菜お風呂はいってるから、部屋とお風呂はのぞいちゃダメよ?あの子お胸ペッタンだから」
「へ、変なこと言わないでください‼」
「うふふ、面白い子ね🎵」
といって玄関をさっていった。
「不思議なお母さんだなぁー」
と、思った。
ガチャン、と言う音がして振り返ると
「来てたのね🎵部屋にはいってまってて」
「わかっ…て!なんで裸なの!早くバスタヲルまいてっ!」
「へっ?こんなの普通じゃない、まぁいいから部屋はいってて」
「わわわかった」
あんなに身長が低くて可愛い子なのに…
といいながら部屋に入ると
「フェッ?なんだこりゃぁーーー‼」
そこは床も見えないごみだらけの部屋だった。
こんな部屋なのにお母さん注意しないのか?と思って里菜のお母さんにきいてみた。
「ん~なんか知らないけど里菜が小学5年生のときに突然部屋の鍵を閉め始めたの、それで部屋の中は、んー2年かな?それぐらいはいってないわよ?」
「里菜家の手伝いとかよくするからあんまり部屋に関しては触れないようにしようって心がけたんだけど…どしたの?」
「いや、気になっただけです」
「怪しい、ここまでいっだから押しえてよね?おねがい‼」
「いや気になっただけですって」
「これ以上言わないと里菜に胸触られたっていっちゃうわよ?」
しょうがない…あきらめて言う事にした
「実は…ゴニョゴニョ」
「へーそうなの」
「私からの提案なんだけど、これから里菜の部屋の掃除してあげてくれない?」
「お母さんは掃除してあげないんですか?」
「実は…だからあまりね…」
「あっそうなんですかわかりました」
「じゃあいつでもいいからきてね🎵」
かなり衝撃的だった…
実は高倉さんは幼いときに事故で家族全員をなくし、助かったのは高倉里菜ただ一人であった。
だから今のお母さんに引き取ってもらったらしい、家の手伝いはしてくれるんだけどほぼほぼしゃべってないらしい。
だから俺にたのんだらしい。
「高倉さんも災難だったなぁ」
いやまてよ?幼いころ…なんか見覚えがあるような、…気のせいかな?
そして高倉さんの部屋に行っておしゃべりを始めた。
第3話につづく
やはり恋はむずかしい @GYON
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