殻に篭もる。殻が割れる。中身が溢れる。
パッションティーが「パンティー」に見えたので、もう疲れの末期症状が出たのだと思う。
「
人間めんどくさい。今すぐ辞めて、綺麗な黒髪のお姉さんに飼われたい。さらさらの、金木犀の香りがするお姉さん。想像だけできゃっきゃしちゃうわぁー。
そうして何度も何度も、瞬きを繰り返す。ぱちりぱちりぱちりちょっ。ダサいラップを考えては、口ずさんで、曲にしていく。オーディエンスは師匠だけ。コメンテーターも師匠だけ。「ダサい」それがアンサーだったぜ。
太もものケガがいまだ治っておらず、紫色と緑色のアザが鮮やかに、無地の左足を飾ってる。心なしかアザが広がっているような気がする。もしかしたら最終的に、腐ってしまうんじゃないかしら。そうなったら完全に腐り落ちる前に、この足を切って友人に贈ろう。ステーキにもシチューにも、なんでも自由にしていいよ。そういう言葉を添えて、お家まで送るの。きっと楽しいことをしてくれる。
あーあ、つまらないのー。
コンプレックス。無関心。どうでもいい。後者は前者の反対言葉。ある意味、極度の無関心はコンプレックスと呼んでいいのかもしれないね。自分自身に無関心すぎると、この夏叱られたのを思い出した。しょうがないでしょ。自分の価値なんて、どれほどなのか、わからないのだから。(そもそも人に価値なんて、あるのかしら。教師が生徒に成績を付けるように、その行為に正解はあるのだろうか。)
大きくて透き通っている琥珀に、若葉を閉じ込める。コンプレックスはそういう色をしている言葉だ。
ずっとGOMESSくんの「Flash Backっ!」という声が頭の中で響いている。正確には、耳と脳の間。信号が行き届いていないで、詰まっているような気分。
音楽が詰まってる。
こういうと綺麗だけど、私がイメージしているのはトイレの詰まり。あまり心地よいものじゃぁない。なんだろうなぁ、まだ原因がわからないんですって。脳の残像かしらね。
豚の目玉を解剖した。クラスメイトに「どうしてそんな上手いのっ!?」と驚かれた。え、普通じゃねと思ったけど「趣味で解剖してるからさ」と冗談交じりに言った。するとタイミングの悪さで、別の誰かの声と被って、聞かれなかった。あ、なんか恥ずかしい。
みんなハサミで目玉を切りながら、臭いやら、きもいとか言ってるけど、てめぇが解剖しているもん、何で見てるんだって話だよね。目だろ。お前にも「臭くてきもい」目が詰まってるんだ。それ以上ぐちぐちウルセェと、握りしめてるもんじゃなくて、てめぇのを代わりに解剖するぞ♡
それにあまり臭さは感じなかった。ずっと美味しそうな匂いだと思ってたから……。少し残ってた肉を焼いたら、良い感じだったかもな。
心臓も結構好き。血管がわかりやすくて、良い感じ。美味しそうだし。(食べもんばっか)
以上。これ以上は、ベニっ子さんうるさい子になっちゃう。(解剖と散歩が好きなのです)
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