ジソンシン。ジシンノタカさ。ネムケ。
「哲学者になろうぜ」
友人に送ったメッセージ。最初の議題は「生きるとは」だったけど、議論もしゃっくりも起こらず、別の話題へと移った。てつがくしゃになろうぜ。これをよんでいるあなたも、いっしょになろ。みんな、なるべきなのよ。にんげんは、いきてるかぎり、てつがくしゃ。ことばをつかさどって、いきている。
つまりさ、虚構の愛なんだよ。虚構。どこかしこも、空洞に苛まれているの。空っぽ。すっからかんなんだよ。けれども、幸福。虚構には思い出が詰められるから。楽しいことも、変なことも、忙しないことも。涙溢れるのも、笑いに泣かされるのも。全て、虚構の大きな隙間に当てはめられる。
つまり、何でもかんでも、愛にできるんだよ。夜は海だし、私は観察物。観賞植物以上の価値がある。鑑賞したい映画を、言い合いましょ。
音を発している限り、私たちはここにいるんだから。音を発している限り、生きているということだから。かいてん。まわる。しこうのうずへ。虚構でも、詰まりすぎても、全て愛なんだよ。愛。アイ。あい。ai。自分も、
【きしりくりすたるぅ】が無くなった。あと、一つだったような、なんなのか。頭が動かないのは、疲れているせい。あなたは、別の理由のせい。おやすみ、世界。おやすみ、私と他者との世界の狭間。森羅万象は閉ざされ、無意識の世界へと紛れ込む。隠された、氷山の埋まり部分。タイタニックはこれのせいで、沈んだんだ。ジャックも笑顔に触れて、心を沈ませてしまったの。あぁ、ジャック。どうしてあなたはジャックなの。(
女は、怖ぇな。ほら私、心におじさんを一匹飼ってるから……。その子が怖くなって、震え上がっちゃうんだよ。エアコンの温度が冷たすぎる時みたいに、パーカーを着せないと。冷え性なの、彼。可愛い子なのよ。
性別問わず同じ感覚で接してしまうから、たまに申し訳なさが込み上げてくる。ごめんよぉ、ごめんよぉ。教室がつまらないんだよぉ。大好きな先生も、変な子たちも忙しそうで。私、疲れちゃってて、大富豪も飽きたし、なんだかわからなくなっちゃった。(つまりまた、教室の真ん中で立ち止まって、行き場を失っていた。)
なんか「自分」を無駄遣いしている気分。もったいねぇな。私自身も、他人も。私を使いこなせてないじゃないかっ。駄目な奴だなぁ。
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