月が綺麗でしたね。
絡みつき、纏わりつくもの。それは神経。それは糸状の組織のことで、記憶を持つものである。
私の脳裏にちらつくものは、それの姿をもった黒髪で、何一つ表情は見えない。どんな気持ちで舞い踊っていたのかは、私は知らなくて、ただただ赤血球が流れるように、自然な動きであった。いわば、静脈。
—————
カクヨムにくる通知のほとんどが「新作を公開」だけで少し、焦り始める。けどまぁ、元から有名になりたいわけでも、本を出したいわけでもないから、自分のペースで進めることにする。つまり、いつも通り。
カクヨムコンの読者選挙が終わってから、新作ラッシュになっているあたり、書き手側は書き足りないのだな、と考えることもできて、なんだか嬉しくなった。
書け。書け、書け。
好きなことを書いて、読んで欲しいことを書いて、書いて書いて書いて、書き続けろ。
誰一人読んでくれなくても、自分が満足できるものだとしたら、いいんだ。だから、書いてくれ。まだ読んだことのない作品を、私は待っている。だから——
書いてくれ、未来の読者に、届けてやれ。
今書いているやつ、最高に面白いと思うものになっているから、書いていて楽しい。八千字を超えてもなお、主人公はこれと言ったことを何一つしていないというね。
多分、こんなに長いのを書いたのは、初めて。
やっと、主人公(今回も名前がない)が仕事に取り掛かろうとし始めたの。けど私はまだ、主人公の仕事をきちんと決めていないから、そこで一時停止してしまっている。何をさせよう。大まかなことは決めたのに、これではなんもできないじゃないの、もう。
と、先程から悩んでいます。
私、アクションものが書きたくて、書き始めたのというのに……うーん、まぁなんとかなるか。
今日は先生二人に、読ませて感想を述べさせた。同じところで、「こんなところでこれ、ぶっこむか!? 俺なら、絶対できない」と言われた。彼ら以上に、私はマジか!?とその感想で驚いてしまった。
「ガムは、程よい固さになっていた。」
やっぱり、プロットを使うの私、無理だわ。もんもんと頭の中で続きを悩んでいる方が、楽しい。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます