第279話 ∀ガンダム その4 結局はザクということだ編
ターンA語りも4回目、今回はシド・ミード系以外のMSについて語りたいと思います。サブタイトルは今回も私の素直な感想です(笑)。
そのサブタイのMSについて語る前に、このターンAのオリジナルMSについて、いくつか語りたいのですが、正直印象が薄いという(笑)。
「ウァッド」という変なのが居るんですが、作中の活躍なんてほとんどおぼえていません。しかしググってみたら本当にデザインが変です。背骨と尻尾(笑)。複座で小型という特徴的なヤツなのに、全然おぼえてないという。
「ゴッゾー」と「ゴドウィン」という、でっかい大砲積んでるMSも居るようなんですが、これまた全然おぼえてません。もっとも、こいつは大して出番が無かったようではあるのですが。
それから、「マヒロー」という、頭はソルティックを平べったくしたような結構特徴的なデザインのヤツも居るのですが、これまた全然記憶に無いんですよ。こいつは終盤登場でギンガナム艦隊の主力MSだそうですが、ギンガナムのMSはターンXが強烈だったからなあ。
それから、ライバル時代のコレン・ナンダーが乗っていた「イーゲル」というのが居ます。これまた尻尾が特徴だったりするという(笑)。あと、ミンチドリルって掘削機を武器として使いますが、外見上は鬼の棍棒みたいです(笑)。これはコレンが乗ってたんで少しおぼえてます。ハンマーVS棍棒で、ヒゲVS尻尾という、何というか蛮族大決戦な絵柄だったような(笑)。
あと、「キャノン・イルフート」という、宇宙船を発掘したウィル・ゲイムという地球人が乗っていたMSもあります。何というかジムキャノンといった風貌の機体なんですが、オリジナルです。こいつは、微妙に過去MSのパチモンくさい外見だったので(笑)おぼえています。
それから、メリーベルという敵側ライバルキャラが乗った「バンデット」というMSがあるはずなんですが、これまた全然記憶に無いという。これは、デザインからするともしかしたらシド・ミードのデザインかもしれませんが、確認できませんでした。作中では「窓枠」なんて呼ばれてたようですが、パイロットともども印象が薄いという。
とまあ、このあたりのターンAオリジナルMSって、とにかく記憶が薄いんですよ。それに比べれば、まだフラットやウォドムといったシド・ミードがデザインしたやつは外見が特徴的だったのと序盤登場だったんでおぼえてます……って、こいつらもデザインは結構特徴的なのに印象が薄いんですよね。そう考えると、やっぱりシド・ミードのデザインって大したものなんだろうか?(爆)
ただ、こいつらの記憶が薄いのは、それ以外のMSの方が強烈だからだとは思うんですよ。
それが、「カプル」と「ボルジャーノン」です。
こいつらは発掘兵器です。黒歴史時代の兵器が発見されたというシロモノだったりします。
カプルは、名前からして『ZZ』のカプールです。ただ、サイズが違うんですよ。ちょっと小型です。これ、サブヒロイン機なんですよ。当て馬ヒロインのソシエ・ハイムの愛機になっていたという。
全体的にコミカルな動きをしていたのが印象として強く残っています。
また、味方になったあとのコレン・ナンダーの愛機でもあったりします。赤い色に塗って角もついているという(笑)。前の機体で使っていた鬼の棍棒みたいなミンチドリルも使うほか、ウォドムの腕をロケットパンチみたいに発射したりと、やりたい放題をやっていました(笑)。
そして、一番強烈だったのは、何と言ってもボルジャーノンでしょう。こいつは、要するにザクです。遺跡から発掘されて、味方MS部隊の主力になります。
作中で「黒歴史」を物語る映像として初代『ガンダム』第1話のザクがコロニー内に降下する映像が流れるのですが、それを見た味方兵が「ボルジャーノンは昔から活躍していたんだ!」と大喜びするシーンがありました。
ただ、これ前に『08小隊』の所でも書いたんですが、コクピットの開き方が初代『ガンダム』のザクじゃなくて、『08小隊』のJC型と同じタイプになっています。
あと、一機だけ旧ザクが出てくるのですが、こいつはボルジャーノン隊の隊長であるギャバン・グーニーの専用機になっていました。色も黒系で角が付いています。
結局、こいつらが一番印象に残ってしまったんですよ。やっぱりザクは強い(笑)。このことが、のちに『DESTINY』に影響したんじゃないかなと思ったり(笑)。
実は、ほかにもバウンドドックっぽい「ムットゥー」とか、ズサっぽい「ズサン」とかも出てきてるみたいなんですが、正直記憶に無いという。今ググってみたら、ムットゥーの方はあんまりバウンドドックっぽくはないなあ。ズサンも色が違うので印象が違いますね。
何か終盤登場のMSの印象がことごとく薄いんですよね。何でなのかな。
まあ、とにかく私の中ではターンAのMSというとボルジャーノンとカプルに尽きるということになってしまうのですよ(笑)。かつての敵MSが今度は味方MSとして活躍するという。『Zガンダム』の頃にはできなかったことを、『ターンA』ではやってるんですね。これ、やっぱり『DESTINY』に影響したんじゃないかなあ。
あ、そうそう、MSじゃないんですが、初代『ガンダム』でランバ・ラル隊が使っていた陸戦艇「ギャロップ」をロランたちが使っていました。ただ、こいつもサイズは小さくなっていましたね。
といったところでMS語りは終わりです。次回からキャラ編に入りますが、正直、そんなに書くことは無いかなと思ったり(笑)。なので、そんなに長くはならないかと思います。
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