第264話 勇者王ガオガイガー その15 狙われたGGG編
「君たちに最新情報を公開しよう!」
ガガガ語りも15回目、今回で味方キャラは総ざらえしたいところです。ですので、サブタイトルはGGGがフィーチャーされた第15話のサブタイをいただきました。
まずは
一人称は「僕」で、常にジェット付きローラーブレードを履いており、何か起きるたびにジェットを吹かして飛び回ります(笑)。ファンキーなおじいちゃんという感じですが、「世界十大頭脳」にも数えられる頭の切れは健在で、敵ゾンダーの特性を見抜いて、即座に対応策を考え出す「軍師」役でもあります。
大河長官や火麻参謀とは、彼らがヒーローをやっていた時代からの知り合いのようです。
多分にマッドサイエンティスト的な要素は持ち合わせているのですが、ガイをサイボーグ化したのも命を助けるためで、本質的には子煩悩な父親です。愛妻である
そんな暗さは微塵も感じさせない陽気なおじいちゃんという感じなのですが、時折しんみりと妻を思い出すような描写もありました。
最後は、その木星での決戦において、敵の原種がまだ一体木星に存在いることに気付いたものの、その直後に搭乗していた宇宙船が敵の攻撃で木星に墜落して戦死します。
そこで、謎の木星パワー「ザ・パワー」に取り込まれるのですが、そこには木星で死んだ妻の絆がいたという。そこで二人で「ザ・パワー」の力を勇者達に分け与えて支援しました。作中での登場は完全にこれで終わり、ゾヌーダとの戦いには顔を出しません。
古式ゆかしい天才博士なのですが、キャラとしては非常にファンキーなのが、いかにも90年代的なのかなと思います。
その妻である絆は、実は後半部でしばしば顔を出していました。ガイがピンチのときに幻のような形で現れる謎の少女がいたのですが、実はこれが絆の感情の投影だったという。喜び、怒り、悲しみの三つの感情を表情に表した少女の姿をガイの視覚を司る回路にだけ送信していたんですね。最終的には死んだ時の姿で麗雄と一緒にガイの前に姿を現して別れの挨拶をしました。
あと、麗雄には実兄の
こちらも「世界十大頭脳」に数えられる天才科学者で、マイクだけでなくプライヤーズも彼の作品です。基本的にはアメリカ在住のため、前半はマイクと一緒に来日したあとアメリカに帰ってしまいますが、後半部ではGGG所属となってレギュラー化します。
これが、実弟の麗雄博士とは「仲が良いほど喧嘩する」関係のようで、顔をつきあわせると常にいがみ合っているという(笑)。甥であるガイには隔意は無いようで、普通に親しげにしていました。
初登場時はマイクのソリタリーウェーブのことを秘密にしていたので、何となく腹に一物ありそうな雰囲気を漂わせていましたが、それが明かされたあとは特に何か変なことをするわけでもなく、普通に味方の天才博士として活躍していました。
普段はいがみあっていたものの、麗雄博士が戦死したときにはさすがに衝撃を受けていました。
この人の場合は、むしろ麗雄博士がいなくなったあとに、その代役として天才博士役を引き継ぐ形になりますので、続編『FINAL』で活躍しています。
このほかのGGGメンバーで濃い人というと、
私生活がだらしなく、長髪のフケをかき乱しているシーンがよくありましたが、これ名前が「耕助」だからかなとか思ったり(笑)。某少年探偵の本家「じっちゃん」の方が元ネタでしょう。
この人のライバルである
ほかのオペレーターとして
最後のひとり、スワン・ホワイトについては、兄のスタリオンがマイクのモデルになったときに言及しています。ナイスバディの陽気な美人さんですね。アメリカ人なので話し方が外国人風ですが、日本語はペラペラです。マイクが護の友達と親しくなったときにGGG側ではスワンが応対したため、護の友達とも顔見知りです。これも前に書きましたが、命が不在のときにファイナルフュージョンのプログラムドライブを行ったことがあります。兄のスタリオンも後半はGGGオービットベース勤務となります。
といったところで味方キャラを総ざらえしましたので、次回は敵キャラについて語りたいと思います。ということで……。
「次回も、このサイトでファイナルフュージョン承認!」
「これが勝利の鍵だ!」 → パスダー
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