第261話 勇者王ガオガイガー その12 命編
「君たちに最新情報を公開しよう!」
今回は、ヒロインの
さて、その命ですが、GGGの機動部隊オペレーターとしてガイを後方支援しています。ガオガイガーへのファイナルフュージョンのほか、ゴルディオンハンマーの封印解除も、彼女の司令がないと行うことができません。
ファイナルフュージョンのときに毎回スイッチカバーを叩き割るのは先に説明しましたが、実はゴルディオンハンマー使用時にも封印解除の処理が必要なんですよ。強力すぎる武装なので、簡単に使用できないように封印されているんです。
これが二段認証になっていて、大河長官が手持ちのキーで一段目の封印を解除すると、命の前のコンソール画面が回転スライドして封印解除用制御盤が登場するので、そこに命が「セイフティデバイス、リリーブ!」と叫びながらカードキーを通すことで、はじめてゴルディオンハンマーが使えるようになるという。もちろん、これもバンクシーンです(笑)。
もちろん、どちらも処理作業を行うかどうかを決定する権限自体は彼女には無く、大河長官の承認を受けて作業を行うのですが、彼女が実際の処理作業を行わないと、どっちも実行できないんですね。
ただ、命が不在の際にはスワンが代行することもありました。
前線に立って戦闘するタイプのヒロインではありませんが、戦闘管制や情報提供などの形でガイをサポートするタイプのヒロインです。
自分は直接的にガイを助けられないと言ってしおれたこともあるのですが、そんな命に対してガイ自身が「お前がいないと俺はファイナルフュージョンできない」みたいに言ってなぐさめていたことがあります。
また、プライベートでも恋人として献身的にガイをサポートしており、ガイの心の支えになっていることはガイのところで書きました。
ただ、敵に洗脳されて治療中のガイの治療機器を暴走させてガイを苦しめたこともあります。このときは正気に戻った命本人が誰よりも苦悩していました。
ガイの同級生なので同じ二十歳なのですが、どちらかというと年下に見えます。一見すると髪型がウサ耳型に見えるのですが、これはカチューシャだそうです。ただ、このカチューシャのせいで年齢より幼く見えているような気はします(笑)。
この命、実はかなり過酷な経験をしていまして、両親を事故で失っているんですよ。前半ボスのパスダーが地球に落下するときにガイのシャトルと接触事故を起こしていたことは先に書きましたが、その破片の落下地点のひとつが命の家で、その際の火災事故で両親を失っているんですね。
ところが、これがさらに大きな伏線でして、実はこのときパスダーの一部が命にゾンダーの種を植え付けていたという。これが元で、後半では何回か命が体調不良になるという伏線が張られていました。
そして第48話で種が最終発現してゾヌーダとなってしまい、最終回での決戦となってしまうわけですね。
この命に対しては「プロとしては感情的すぎる」という批判を読んだことがあります。オペレーターとしての管制中にガイがピンチになったときには、結構感情をあらわにしていることがあるんですね。ただ、それでも一応任務に支障をきたしてはいないのですよ。つっかえながらも、ガイの生存が絶望的という報告を行っていたこともあります。まあ、そこで無事生還するからガイは勇者なんですが(笑)。
元はただの女子高生だったのが、二年で立派にGGG機動部隊オペレーターとして任務を果たしているのですから、凄く努力をしたのではないかと思います。多少感情的になるくらいは大目に見てあげてもいいんじゃないかなとか思ったり(笑)。
ラスボス化も含めて、巨大ロボットアニメのヒロインとして不足の無いキャラだったと思います。
さて、少し文字数が余ったので、もうひとりのヒロイン
護と同じ小学三年生で、こちらは完全に「巻き込まれ型」「守られ型」のヒロインです。とにかく偶然ゾンダーロボと遭遇する確率が半端じゃないという(笑)。毎回事件に巻き込まれるということでは『マイトガイン』のサリーと双璧をなす巻き込まれ型ヒロインでしょう(笑)。
護と一緒に居ることも多いので、護の巻き添えという場合もあるのですが、護とは別に従姉妹の「あやめちゃん」の趣味に付きあって出かけているときにも、よく遭遇するんですね。
そのたびに「恐くない、恐くない」と自分に言い聞かせながら恐怖に耐えるという。弱そうに見えて、意外に芯はしっかりしています。
バレエの発表会では、最初は発表の場で失敗することを恐れていたのですが、勇気を出して見事に踊りきったことがあります。
GGGメンバー以外で、護の秘密を知った最初の友人でもあります。何しろ事件遭遇率が半端でないので、護が超能力を使っているシーンを偶然見てしまったのですね。
それで「護に化けた宇宙人のせいで本物の護がどこかに連れて行かれてしまった」と誤解して、護から距離を置こうとしたことがあります。それで護の方は「華ちゃんに宇宙人であることがバレたので嫌われた」と思ってへこむという。
しかし、最後に勇気を出して護に「本物の護くんを返して!」と訴えるんですね。そこで護の方は「宇宙人だけど本物だから」と説明すると、華ちゃんの方は「なあんだ、良かった」と安心するという。
幼い頃からのつきあいのある「本物の護」だったら、正体が宇宙人だろうと関係ないと言い切ったんですね。このあたり、幼くても実にヒロインにふさわしい態度で、正にヒロインの貫禄を感じさせます。
最終決戦のときに、護がほかの友達の前でも正体を現してゾヌーダと戦っているときには、初めてそのことを友達たちにも明かして「一緒に応援しましょう!」とみんなで声援を送りました。
最終回では、宇宙に旅立とうとする護の前に、ウエディングドレス姿で現れて思いを告白します。このため続編『FINAL』では護のことについて「奥さんの私に黙って……」みたいな台詞も言っていたり(笑)。
多分におままごと的に見えますが、幼いながらも本気の相思相愛カップルですので、立派なヒロインだと言えるでしょう。
次回はライバルであるソルダートJについて語りたいと思います。ということで……。
「次回も、このサイトでファイナルフュージョン承認!」
「これが勝利の鍵だ!」 → ソルダートJ
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