第202話 機動武闘伝Gガンダム その15 狙われたドモン!殺し屋ファイターの必殺剣編

みぃぃぃなさんお待ちかねぇぇぇぇっ!」


 Gガン語りも15回目、そろそろ巻いていきましょう。諸国ガンダムファイター編ということで、サブタイトルは一番印象に残ってるキラルが出てくる第28話のサブタイをいただきました。


 そのネオネパール代表キラル・メキレルですが、盲目です。今変換しようとしたら「目切れる」って出たよ。これがネーミング元か!(笑)


 第十一回大会でもファイターとして参戦していたのですが、決勝大会で油断から敗北し、その際に失明します。それで第十三回大会においては、試合前に対戦相手を暗殺するという非常手段で、ことごとく不戦勝で勝ち残ってきたという。


 そんな姑息な手は不要なんじゃないかというほど強いヤツなんですよ、こいつが。何しろ生身のときに仕込み杖でバスを一刀両断するとか、水面に浮かぶ木の葉の上に立つとか、東方先生クラスの化け物じみた身体能力の持ち主ですから(笑)。


 ……しかし、あんなに派手に街中で仕掛けたりして、今まで暗殺してたのがバレなかったんだろうか?(笑)


 ドモンに敗れた際に改心しますが、口封じのためにネオネパールの幹部に殺されかかったのをシュバルツに救われます。そこでガンダムファイトは辞退して殺したファイターを供養する旅に出るという。


 それが、最終決戦ではマンダラガンダムに乗って再登場し、ほかのガンダムを指揮して戦うという美味しい役所になるという。最後にアレンビーと一緒にハートマークを描いたというのは前述しました。登場回数が少ない割にはインパクトがあり、作中でも屈指の儲け役でしょう。


 ……ググってみたら声優が『新スタートレック』でピカ―ド艦長の二代目声優だった麦人だったよ。今川監督ってトレッキーだから、それで扱いが良かったのか?(笑)


 ほかに印象に残ったキャラというと、やはりネオデンマーク代表のハンス・ホルガーですかね。作中でも屈指の好人物でハンサムなナイスガイでした。話のメインは妹セシルとサイ・サイシーの幼いロマンスだったりするのですが、特に妨害したりもせず逆に応援するという。


 その一方で、決勝大会まで勝ち残っていたのですから、腕も立つはずなんですよね。水陸両用という珍しいMFであるマーメイドガンダムの特性を活かしてのことだとは思いますが。


 そのマーメイドガンダムが修理に耐えられないほど損傷したということで決勝大会から脱落するのですが、ルール上一度なら乗り換えはできるはずなんですよねえ。ガンダム連合のときに山ほどプロトタイプマーメイドガンダムが出てきたんだから、乗り換え用の機体ぐらいありそうなモンなんですが。もっとも、逆に予選段階で一度既に乗り換えてしまっていた可能性もありますね。実は予選ではカニ型のプロトタイプマーメイドガンダムで戦っていたとか(笑)。


 妹が出てくるというと、ネオメキシコ代表のチコ・ロドリゲスもそうなんですよね。こっちの妹は不治の病で、その妹の地球を見たいという望みのためにガンダムファイターになったという。そのためにガンダムファイトを真面目にやらず、祖国から追われる羽目になっているという。そういえば、こいつもキラルと同じように対戦相手を闇討ちしてたような気が……。


 ドモンとの戦いで破壊されたテキーラガンダムが水中に沈んで事故死したように偽装してもらって自由の身になったんですが、ガンダム連合のところでは再びテキーラに乗って登場してるんです。どうやって修理したのかとか、また追われるハメになるんじゃないかとかは、Gガン世界じゃ気にしちゃいけないところなんでしょう(笑)。


 あと、レインの元彼ということでネオトルコ代表のセイット・ギュゼルも居るんですが、正直「レインの元彼」ということしか印象に残っていないという(笑)。乗ってたミナレットガンダムも、ごく普通のデザインなんで逆に印象が薄いという(笑)。DG細胞に汚染されて暴走していたというのもあるんでしょうけど、DG細胞の恐ろしさは、むしろその直前回のファラオガンダムで見せつけられてたしなあ。


 ネオカナダ代表のアンドリュー・グラハムは、登場回数が多いので印象には残っているものの、因縁の相手がアルゴなんで、ドモンとは大して縁が無いんですよね。勢い余ってレインを誘拐したぐらいでしょうか。


 ネオイングランド代表のチャップマンも初登場のときの老いたファイターの悲哀は凄く印象に残ってるんですが、そのあとデビルガンダム四天王にされちゃって正気を失ったのがマイナスポイントなんですよねえ。


 逆に第1話からゲスっぷりを発揮してたミケロの方は、デビルガンダム四天王になっても、あまり変わってないという(笑)。こっちは性格はバッチリ悪役なんですが、実力の方がイマイチなのがマイナスポイント(笑)。まあ、かませ犬としてはピッタリなんですが。


 ガンダムファイターとして印象に残っているのはこんな感じでしょうか。次回は、黒幕系悪役について語ってから総評して、Gガン語りを終わりたいと思います。それでは……


「ガンダムファイトぉー、レディーっ、ゴォォォォォッ!」(爆)


 

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