第199話 機動武闘伝Gガンダム その12 戦士の称号!さらばシャッフル同盟編
「
Gガン語りの12回目は、仲間たちシャッフル同盟について語りたいと思います。ロボの所でも少し語ったので、四人まとめて扱いになりますが(笑)。あと、少ししか出てきてない先代についても語りたいので、サブタイトルは四人がシャッフル同盟の称号を継承した第15話のサブタイをいただきました。
その先代シャッフル同盟四人なのですが、ちょろっと出てきて、すぐに死んでしまったので全然印象に残っていません。ロボがトランプマーク(アメリカ大統領の紋章ではない)に変形していたのだけは印象に残っているのですが。
Wikiによると全員が元ガンダムファイターで凄腕の格闘家だったようです。このメンバーには女性が居るんですよね。先代ブラック・ジョーカーが女性という。何でアルゴに受け継がれるんだろう。ヒロイン枠ならチボデーじゃないのか?(笑)
前にも書きましたが、シャッフル同盟は歴史の影で紛争を抑止してきた存在です。ところが、そのリーダー格だった先代キング・オブ・ハートの東方先生がデビルガンダムに荷担して紛争を起こそうとしているのに気付いた先代シャッフル同盟は、それを阻止するために現れました。ところが、その現場でDG細胞に感染して操り人形になっているチボデーたち四人を見かけて、それぞれがシャッフル同盟の後継者であることに気付き、自分たちの命と引き替えに彼らをDG細胞から救います。その際に、シャッフル同盟の称号と紋章が受け継がれたという。
さて、その新生シャッフル同盟のリーダーがドモンならナンバーツーになるのがネオアメリカのチボデー・クロケットです。得意技がボクシングというのは前に書きました。ケンカに明け暮れていた孤児からボクシングでコロニーチャンピオンに成り上がったという、要するにアメリカンドリームの体現者なんですね。
こいつは、作中で堂々とハーレム作ってます(笑)。チボデーギャルズという四人の美女スタッフにサポートされているんですね。全員がチボデーを慕っていてケンカもしないという。リア充爆発しろ!(笑)
性格としては陽気なアメリカンなんですが、過去の経験からピエロにトラウマを持ってたりとか、意外にシリアスな話の主人公になることもあります。ただ、やっぱりメインの役回りとしてはコメディリリーフですね。ドジやって笑いを取るという。シャッフル同盟の中ではアルゴと並んで引き立て役に回ることが多く、唯一シャイニングガンダム時代のドモンに敗北しているという。
前述のように、シャッフル同盟五人をガッチャマンフォーマットに当てはめると、ヒロイン枠になってしまうんですね。ただ、作中ポジション的に言うと、むしろ『キン肉マン』のテリーマンポジション(それも作品終盤の噛ませになってる時期の)かなという気はします。アメリカですし(笑)。
次が、ガッチャマンポジションで子供枠のサイ・サイシー。こいつは子供キャラということで作中では優遇されています。シャッフル同盟の中で唯一、サポート役が居ないのですが、ヒロインは居たりします(笑)。作中でマーメイドガンダムと戦うときに、そのパイロットであるイケメン好青年ハンスの妹セシルに一目惚れするという。セシルの方もまんざらではなさそうでした。
いたずら小僧で賢い子供キャラという典型的なタイプでした。Wikiによると世代が近いということで、小学生に人気があったようです。いろいろな意味で儲けキャラな感じはありました。
美形キャラ枠がジョルジュ・ド・サンドです。こいつのサポートキャラは執事のレイモンドになります。女性サポートではないという(笑)。ところが、こいつにもちゃんとヒロインが居たりします。ネオフランスの王女であるマリア・ルイゼに慕われていて、ジョルジュの方もまんざらではないという。前述のように勝負より彼女を守ろうとしたこともあります。
……ところでフランス革命以来王政は廃止されているはずなのに、どうして未来では王女が居るんでしょうか?(笑) まあ、しょっちゅう政体が変わるのがフランスなんで未来的に復活しててもおかしくはないのですが。閑話休題。
ジョルジュはキザな美形キャラでポジション的にはクールライバルにあたるのですが、意外に熱血的な面もあり、前述のように国の方針に逆らってガンダムローズを奪ってドモンに公式試合外のガンダムファイトを挑んだりしたこともありました。
キャラデザ的な特徴は前髪で『巨人の星』の花形満の髪型を更に派手にした感じです(笑)。
クールライバルポジですが、サブリーダー格はチボデーになっているので、四人の中では今ひとつ影が薄い感があるんですよね。キャラ的には派手なんですが。
最後が大男枠のアルゴ・ガルスキー。こいつは元宇宙海賊の囚人ということで、サポート役の美女軍人ナスターシャが監視役を兼ねているという。
このナスターシャはネオロシア軍人ということで最初は旧ソ連の政治士官みたいな冷酷な感じに演出されていたのですが、作中でどんどんアルゴに惹かれていき、最後は人質にしていたアルゴの部下を独断で釈放し、アルゴと一緒に宇宙海賊をやってもいいか、みたいな事を言うほどになってしまいます。つまり、アルゴもヒロイン付き(笑)。
シャッフル同盟の四人には過去の因縁がある相手がそれぞれ居たのですが、アルゴの場合は宇宙海賊時代にネオカナダ代表アンドリュー・グラハムの妻を殺害していたという疑惑がありました。ところが作中で、それは事故であり、アルゴ自身は彼女を救おうとしていたということが明らかにされます。ただ、それでも救えなかったことを負い目に思っていたようです。アンドリューとは予選で一度戦ったあと、決勝戦でもタッグを組むということで、ほかのメンバーの因縁の相手よりも印象に残っています。
大男ポジなのでアレンビーに秒殺されるという引き立て役を演じたこともありますが、ナスターシャとのロマンスだとか、アンドリューとの因縁だとかで、意外に作中での印象が強いんですよね。
とまあ、シャッフル同盟の仲間四人については、こんなところでしょうか。
さて、次回は第二百話到達記念! 作中一番濃いお方、東方先生について語りたいと思います。それでは……
「ガンダムファイトぉー、レディーっ、ゴォォォォォッ!」(爆)
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます