第181話 機動戦士Vガンダム その2 ドッゴーラ激進編
Vガン語りも2回目ですが、正直今回は早く終わると思います。今回は敵ロボ編ということで、サブタイトルには一番印象的だった敵MA「ドッゴーラ」が初登場する第32話のサブタイをいただきました。
このドッゴーラですが、まず地球上で水陸両用MAとして登場します。というか、水空両用が正しいかも。海の中から現れて、空も飛びます。ただ、足が無いので地上は動けそうもないという。
……って書いたあとでググってみたら、宇宙用の登場が先でした。何か記憶だと地上の方が先だった気がするんですが、宇宙で出てきたのが先でした。宇宙用MAのくせに水空両用でもあるんですね。
上半身は人型ですが、下半身がヘビ型なんですね。総合イメージとして竜っぽい。このヘビ状下半身をぶった切っても、その部分のパーツだけ切り離して再度接続されるという。
これ見たら、当時大学生で現在アラフォーからアラフィフにさしかかってる年代の人間だったら、総ツッコみだったと思うのですよ……「鉄獣メカか!?」と。
ぶっ壊れた中間パーツをパージして再結合するから大丈夫って設計思想は『ガッチャマン』に出てくるムカデ型鉄獣メカ(ググったところ第4話登場の「メカデゴン」と思えるのですが確証なし)と同じコンセプトなんですね。オープニングにも出てくるので、おぼえている人(=当時少年だったオッサン)は多いはずです(笑)。
これだけでも充分お腹いっぱいだというのに、さらに雲形の爆薬入りダミーバルーンも放出して、その中を上昇していくという。
このシーンは宇宙戦闘だったようですが、真っ黒なバックに雲の中を上昇するドッゴーラを見たら、当時大学生で……(以下略)……総ツッコみだったと思うのですよ……「『まんが日本昔ばなし』か!?」と(笑)。
名作アニメとして今も名高い『まんが日本昔ばなし』のオープニングのモチーフは「
このドッゴーラとの戦闘はVガンでも屈指の迷シーン(笑)として深く記憶に刻まれています(爆)。
こいつが真っ先に出てくるという時点で、ほかのMSやMAについては「お察し」という所でしょう。
敵軍である「ベスパ」MSについては、MS全般のデザインでいうと、「猫目」と通称されるカメラアイが特徴的です。これ、Wiki読んだら「
それで初めて、第1話で登場した敵MS「シャッコー」の名前の元ネタが遮光器土偶だったことに気付いたという(笑)。
ほかの特徴としては、ビームローターという装備があります。これ、F91で登場したビームシールドの改良型で、その名のとおりビームがヘリコプターの
初期登場のMSであるゾロは、上半身がこのビームローターを使ったヘリに変形し、下半身は飛行パーツになります。Vガンと同じく下半身をミサイル代わりに使ったことがあります。こいつ、複雑な機構を積んでる割には量産型の初期ザコなんですよね。
改良型のトムリアットは、分離しないで一機のヘリに変形します。
なお、こいつらに限らずビームローター装備機は別に変形しなくても、シールドを装備してる左腕を頭の上に上げてビームローターを展開して飛べます。
ただ、後半になると、このビームローターはあまり出てこなくなるんですね。より画期的な装備が開発されたからです。
それが、アインラッドと、その改良型のツインラッド。MSの地上での高速移動を可能にすると同時に、防御力や攻撃力も向上させるという画期的なオプション装備です。これが開発されたために、飛行時には揚力兼推力として使用するので防御方向が制限されるビームローターに変わって敵MSの主力装備になります。
さて、このアインラッドがどういう装備なのか。
バカでっかいタイヤです(爆)。MSは車輪の中に乗ります(笑)。
このタイヤ部分がビームコートされてるのかIフィールドでもついてるのか、ビームをカンカンはじきかえします。とにかく頑丈で、実体弾が当たっても簡単にこわれません。
そして、このタイヤのまま激走して、障害物は踏みつぶし、MSに体当たりをしかけるという(笑)。もちろんミサイルやビームも積んでますけど、とにかく走って攻撃するという。
タイヤがダブルタイヤになっているのが改良型のツインラッドです。当然ながらMS二機乗れます(笑)。
また、これをリガ・ミリティア側が奪って使うこともありました。そのためか、アインラッドを奪われないように機体の背中に折りたたむ形で直接搭載したブルッケングなんてMSも開発されて、後期の主力MSになっています。
……このタイヤども、扱いとしてはサブ・フライト・システムなんで宇宙でも使われてるという(爆)。
このタイヤには完全にバカ負けしました(笑)。こいつらが出てくるというだけで、ストーリー面の破綻には目をつぶって、Vガンを評価してもいいんじゃないかと思えるくらいに(爆)。
ところが、こいつらなんか目じゃない恐ろしい「通常兵器」が存在してるんですねえ、Vガンには。
次回は、そいつらについて語っていきたいと思います。
最後の締めは、やっぱりこれなのか……。
「見てください!」(爆)
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