第71話 亜空大作戦スラングル(1983-84年)
さて、1983年最初の作品は1月放送開始のスラングルです……が、困りました。正直、見てたことしかおぼえていないという(笑)。
確かにガイキングやゴーディアンのときも同じでした。しかし、彼らとは明確に違う点があります。
玩具のことすら、まったくおぼえてない!(爆)
『ロボ魂』ですから、ぶっちゃけ、ほかのことはおぼえてなくても、ロボやロボの玩具に魅力があったら、それ語り倒しておけばいいんですよ(笑)。ところが、今回はその手が使えないという。
そのスラングルですが、ロボとして同時代的に見てカッコ悪い、というワケではないです。リアルロボ全盛の時代背景を反映してか、ちょっとゴツいスタイルなものの、兵器っぽさがある無骨さがあり、
あと、そんなに大きくはないですね。ロボ形態以外だと、操縦席が露出してましたし、メンバーが機体の一部に箱乗りしてたような記憶もあります。
ただ、印象に残ってるのはそれぐらいだったり(笑)。こいつ、一応ワンオフのスーパーロボなんですよね。後半になるとサポートメカと合体してハイパースラングルになったりもします。
というか、実は私、たぶんハイパースラングルになった後しか見てないんですね。
なぜかというと、後期オープニングしかおぼえてなかったから!(笑)
スラングルのオープニングテーマというと、巨大ロボソングとしてはかなり特徴的な前期の「亜空大作戦のテーマ」の方が有名なんですが、なぜか私は後期オープニングの「FIGHTING ON」しか知らなかったという。
これ、同じことがウルトラマンレオでもありまして、大学時代のサークルの先輩や友人は、レオの主題歌と聞いたら、みんな「ウルトラマンレオ」と答えるのが
でもでも、前期オープニングって山本正之作曲の割には癖がありすぎて、私はそんなに好きじゃないんですよ。オタ化した後年になっておぼえましたけど、やっぱり私は後期オープニングの方が好きだったりします。刷り込みだけじゃないと思うんですけどねえ。
ちなみに、後期オープニングは珍しく挿入歌からの昇格ということです。エンディングテーマからの昇格は『ガッチャマン』とか『ワンダービート
さて、まったくおぼえてないストーリーなのですが、モチーフは『スパイ大作戦』というのは当時の二次資料でも書いてありました。実際、そんな感じだという印象だけは記憶に残っています。
そして、もうひとつ印象が残ってるのが、主役ロボのスラングルがそんなに活躍してないということ(笑)。これ、完全にリアルタイム当時のおぼろげな印象なんで、間違ってる可能性はあります。
ただ、どっちかというと生身の人間の潜入工作みたいなところに力点が置かれてた印象は残ってるんですよね。それ見て「なるほど『スパイ大作戦』っぽい」と思った記憶があるんですよ。
そして、キャラについて言えば、リーダー格のキャプテン・チャンス(声優は野島昭生)をはじめ、レギュラーメンバーについても、ほとんどおぼえてません。特に、私が見始める前に戦死しちゃったスーパースター(声優は鈴置洋孝)を知らないのは当然なんですが、メインキャラのジェットの声優が古谷徹というのをWikiで調べて初めて知ったという有様(爆)。そして、調べてみたらヒロインの声優が『うる星やつら』のラムちゃんで有名な
そのヒロインなんですが、私は後期ヒロインのドーリィしかおぼえてないという。前期ヒロインのセクシィは前半ラストで重傷を負って退場してるようです。ちなみに、声優はどっちも平野文でした(笑)。
ってか、キャラの顔とか服装とか、記憶に残ってるのドーリィだけだよ!(爆)
これが、結構可愛い系な上に、服装が上下セパレートの上にピンクの上着はおっただけというダーティペア並みのコスチュームだったりします。エンディングで画面に向かって歩いてたのが一番記憶に残ってるという。でも、ググった映像見ると画面左右分割されて、後ろ姿も見えてるんですよね。歩き方も、大人しくあるいてたのか、スキップしてたのか、いまいち曖昧だったり。
とまあ、記憶に残ってないことおびただしいスラングルなんですが、そんな有様だから玩具とかプラモについても、持ってないどころか売ってたのを見た記憶すらロクに残っていないという。特に欲しいとも思わなかったようです。
逆に、何でコレ見てたんだろう? この83年は有名な割には見てない作品が多いんですよ。『機甲創世記モスピーダ』は見てないし、『銀河漂流バイファム』も見てない。『装甲騎兵ボトムズ』もリアルタイムでは見てない。スーパー系の『光速電神アルベガス』や『銀河疾風サスライガー』も見てないという。あ、「本家が作った偽マジンガー」こと『サイコアーマー ゴーバリアン』も見てないや(笑)。なので、後年見たボトムズ以外は当エッセイでは扱いません。
これは、そろそろ巨大ロボットアニメを見る歳でもなくなりつつあった、ということなのでしょうか。しかしながら、私はこのあと大きな路線変更をすることになるのです。それについては、いずれ84年の作品『超時空騎団サザンクロス』で語りましょう。
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